見出し画像

DXの定義・目的(簡単に)

自分もDX、DXっていっていいながら本当に意味が分かっているのかという反省からDXって何か簡単整理してみました。深い意味で書いているわけではなく、自分の中の頭の整理として書いています。

■DXの定義(What is Digital Transform?)
デジタル技術を使って企業がビジネスを変革させる。つまり、デジタル技術を使ってビジネス変革(BX:Business Transformation)するということであり、デジタル技術は変革手段の1つなのです。
なので、DX=BXではなく、DXはBXの1/nの手段です。
なので、会社では騒いでいますが、本当の意味での目的や目的倒れで終わることが多いケースが出ています。
ただ、世の中のネタとしては盛り上がっていますが・・・・

WikipediaでのDXの定義

■DXによるBXで狙うところ
狙うところの詳細は、ここによって変わりますが、よく攻めのDXと守りのDXといいます。

攻めのDXは、新しいビジネスを生み出す。(既存ビジネスを世の中に求められるものに変える)ことになります。この狙いは、いっけん楽しい話ですが、ある意味、会社の中でベンチャー企業をつくるのとかわらないので、本当にビジネス化まで持っていく、金なる木になるのには生半可なものでできるものではないと思います。ステークホルダーやいろいろな外野に巻き込まれながらやるとなると本来以外のものに追われてしまう危険性があります。
とはいっても、上層部の人たちでは自分の現時点でのプレゼンスを高める手段として利用される方にとっては、上記のリスクはあまり機能しなくてもよいのかもしれませんね。

守りのDXは、主に効率化等を狙った改善になります。RPAとか使って無駄を見つけて、なくしていくというところが現時点での大きなゴールになります。
ただ、今までのBPRのように現場の意識・協力がないとできなかったり、業務知識とITのスキルの2軸が求められるものなので、それができてれいばという話になります。
 業務知識 → 自分のやっていることを体系化させ、人に説明して同じことができるようにできるノウハウ・スキルや業務改善に関する意識・スキル
 ITスキル → どういうデジタルツールを使って実現できるかという見通し

いったん簡単に自分なりにDXについてまとめてみました。
今度は上記について細かくテーマに分けて紹介していきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?