ハートのコールやインスピレーションを受け取りやすい状態でいるには
加藤シャンティ徳子さんが著書「現実は脳ではなくハートでつくる」で紹介している「ハートの論理モデル」によれば、ハートは常に私たちにコールやインスピレーションを送り続けています。
ですが、ハートからのコールやインスピレーションを受け取るのを邪魔しているものがあると、うまく受け取れません。
ハートからのコールやインスピレーションを受け取るのを邪魔しているもののひとつは、「エゴマインド」と「エゴの感情」から成る「エゴ」です。
ハートのコールやインスピレーションを受け取るには、自分の内側に意識を向けることが大前提ですが、その感じるものの中には「ハートから生まれたもの」と「エゴが生み出したもの」があります。
「エゴに生み出される感情や考え」の例は、「現実は脳ではなくハートでつくる」のp243~p244に紹介されているので、参照ください。
その対処法として、加藤シャンティ徳子さんが薦めているのは
「まずこういった思いがあるということに気づく」
です。
気づくことで、今まで気づかないところで自分自身に影響を与えて「ハートのコールやインスピレーションを受け取ることを妨げていたもの」に気づくことができ、それと意識的に向き合って、対処することができる状態になるからです。
そしてもうひとつは、身体の疲れ、そして脳の疲れがあるときです。
身体や脳が疲れていると、自分自身が何を感じているのかさえ、分からなくなってしまいます。
ですので、加藤シャンティ徳子さんは「現実は脳ではなくハートでつくる」のp247で例を挙げながら、身体の疲れをリセットしたり、脳をリフレッシュする時間をこまめに取ることを薦めています。