私にとってのロゼッタストーン
ロゼッタストーンは、エジプトで発見された石碑で、古代エジプト文明の解読に役立った石板です。
1799年にナポレオンのエジプト遠征の際に、ナイル川下流のロゼッタ(アラビア名ラシード)の近くで、フランス軍の士官ピエール=フランソワ・ブシャールが、荒廃した砦を占領していた部隊とともに考古学の発掘調査をしていた際に発見しました。
この石碑には、紀元前204年に即位したエジプト王プトレマイオス5世エピファネスを崇拝せよという布告が、ヒエログリフ(聖刻文字)、デモティック(民衆文字)、ギリシャ語の3種類の言語で記されていて、フランスの言語学者シャンポリオンがこれらの言語を比較して解読に成功し、古代エジプト文明の多くの謎を解き明かすのに役立ちました。
そこから転じてロゼッタストーンには、問題解決につながる重大な鍵や、以前解読できなかった謎を理解するのに役立つ手掛かりを意味する言葉、という意味で用いられることがあります。
加藤シャンティ徳子さんの著書「現実は脳ではなくハートでつくる」が伝える“私たちの仕組み”、“私たちの現実化の仕組み”は、私にとって、アラン・コーエンさん、さらにはジョン・F・ディマティーニ博士の著書の意味するところを解読する“ロゼッタストーン”の役割を果たしてくれました。
アラン・コーエンさんの著書「癒しのマスター・キー」の“はじめに”に、次のような文章があります。
あなたはこの本を脇に置きたいと思うかもしれません。なぜなら、ここに書かれている原理はあまりにも単純で、あなたが何年も信じてきたことを覆すように思えるからです。しかし、あなたはまたこの本に戻ってくるでしょう。タイミングが熟した時にきっと。(引用ここまで)
加藤シャンティ徳子さんが伝える“私たちの仕組み”、“私たちの現実化の仕組み”を知る前と知った後では、同じ文章ですが、その意味するところが、より理解できるようになりました。
また、ジョン・F・ディマティーニ博士の著書に書かれている内容から、加藤シャンティ徳子さんが伝える“私たちの仕組み”、“私たちの現実化の仕組み”をさらに理解できるようになった部分もあります。
次回から、その理解をシェアしてまいります。