見出し画像

ハートの力を目覚めさせるレッスンを行う上で覚えておきたい心得⑥

加藤シャンティ徳子さん著の「現実は脳ではなくハートでつくる」の中で、p184からハートの力を目覚めさせるレッスンを前に、常に覚えておいていただきたい心得が大きく6つ紹介されています。

心得⑥として
すべてのものをハートで味わい、
 ハートで味わえるものだけを選択し、手に入れる。

が紹介されています。

お茶をするとき、
普段使っているペン、
など、あらゆるものを使ったり、あらゆることを行うときに、「ハートとつながって」体験・体感することを薦められています。

この心得を読んで、思い出した話がいくつかあります。

世界銀行で日本人初の人事カウンセラーとなられた中野裕弓さん(ロミさん)。『世界がもし100人の村だったら』の原文を最初にインターネットで配信した訳者として知られています。

その中野裕弓さんが、世界銀行で勤めていたある時、秘書の方と「私達プリンセスになったつもりで過ごしてみましょう」と約束されたそうです。途中で秘書の方はギブアップされたそうですが、ロミさんはひとり「プリンセスごっこ」を続けていたそうです。
そのゲームを始めた初日に、帰宅していつものようにテレビをつけたとき、
いつも観ていた番組を観ているうちにふと
「プリンセスはこんな番組は観ないわ」
と思って、チャンネルを切ったそうです。

また「癒しのマスター・キー」の著者であるアラン・コーエンさんの師であるヒルダさんは、新聞が発行された当日には決して読まなかったそうです。(p176)
「ニュースが出た時は、読者全員が同じ悪いニュースを読んで感情を集中させている」からで、「考えればよい気持ちになれるものがもっと他にある」から、そのような行動をされていたそうです。

このように、意図しなくても耳に入り、目に入る“情報”についても、
ハートで味わえるものだけを選択し、手に入れる
ことは重要ではないかと思います。

誤解のないようにしたいのですが、
世界で起きている悲惨なこと、暴力的なことから視線を背け、無かったことにする
というわけではありません。
事実として知ることはしますが、それに付随するさまざまな感情には引き込まれないようにする、ということです。

自分がどのような状態で、その出来事に接するか
にも意識を向けることが重要だな、と感じたのです。

反戦集会には呼ばないでください。平和集会には参加します。
とは、マザーテレサの言葉です。

自分自身の人生もですが、政治のこと、いろんなニュース、国際的な問題に触れると、それこそ、自分の人生を良くする気力がげんなりしそうになることがあります。
それこそ「心無い行動」、「心無い発言」といった言葉を耳にする毎に、私は「心ある行動ができる人があふれるといいのに」と感じます。
ですから、私は「ハートの力を目覚めさせ、育て、ハートに従う生き方」を実践し、そして公開しているのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?