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宇宙は確かに“膨張”している

谷川俊太郎さんも共著されている作品を原作とした劇をする
と劇団を立ち上げた方の依頼で、公演会場として、お店も協力させてもらったことがあるですが、そのいくつかの会場で開催した最初の場所に、谷川俊太郎さんご自身もいらっしゃる、というので、初演会場に私も観劇に行きました。

谷川俊太郎さんはとても気さくな方で、旗揚げした役者さんが
「来てくださってありがたいのですが、どうして来てくださったのですか?」
の問いに
「なんだか、面白そうだったから。
 ぼく、面白いの、好きなんだよね。」
と答えながら、にっこり笑われていたのがステキでした。

また旗揚げした役者さんのリクエストに応えて、ご自身の詩を朗読してくださいました。
そのひとつが「二十億光年の孤独」でした。

そのリクエストされた詩を読む前に、ポツリと一言仰ったのが
「今は宇宙は138億光年なんだよねぇ・・・」
谷川俊太郎さんが“その詩”を創られたときは、宇宙は“二十億光年”と言われていたのですね。

宇宙は確かに“膨張”しているようです。

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