ハートの思いに従い続ける難しさ
加藤シャンティ徳子さん著の「現実は脳ではなくハートでつくる」では、本当に満たされた人生を送るために
「ハートの力を目覚めさせ、育て、ハートの導きに従う」
ことの大切さとその実践方法が紹介されています。
本の中で、加藤シャンティ徳子さんは
「すべてのことはハートから生まれる」
と伝えています。
しかしながら、「ハートの思い」や「ハートの導き」に従い続けることの難しさも、伝えています。
このことはp255からの「一歩目はハートに従うのに、二歩目からはエゴに従ってしまう私たち」からでも詳しく紹介されています。
このことで思い出す会話があります。
それは、ご縁をいただいた「スペシャルなアートグループ」のお手伝いをされていた方との会話です。
スペシャルなアートグループの詳しい話は
“スペシャル”アートグループ誕生秘話
を参照いただければと思います。
「本当にステキな作品ですよね。
これからも、ますますアート活動が続くといいですね。」
と言いましたら、お手伝いをされている方が
「そうですね。
ただ。
多くの方に観てもらえて、喜んでもらえたことで、
「こういう作品が喜んでもらえるんだ」 という気持ちが芽生えると、
彼らの作品の源である純粋な気持ちを保つことができるか?
というところもあるんですよね。」
と仰ったのが、印象に残っていました。
私も、ハートの導きに従う生き方を実践してみて、
ハートの導きからズレてしまい、エゴに従うことになってしまっている
という状態は、案外、簡単に起こってしまうものなのだと、感じますし、
そもそも、ハートの導きからズレてしまっていることに気づけていないことにすら気づいていない状態もありました。
加藤シャンティ徳子さんは「現実は脳ではなくハートでつくる」のp257で
「最初は注意深く、そして慣れてきても注意深く、ハートの思いを確認して、ハートの思いを大切にして進んでいっていただきたい」
と仰っています。
「ハートに従う」生き方を実践してみて、改めてその難しさを感じていることです。