ほんまに言わしてたんや!
お店で、ジャズのコーラスグループの方が使っている打楽器のお話。
昭和世代には、演歌の「与作」や時代劇「水戸黄門」で聞き覚えのある
「カァーーーーーーッ」
という音が鳴る、あの楽器です。
この楽器、名前が「ビブラスラップ」と言うのですが、その元となるのはキハーダという南米の楽器です。
キハーダ(quijada)はスペイン語で「顎の骨」という意味で、その名のとおり、顎の骨そのまんまを楽器として使っていたそうです。
キハーダはロバや馬の下あごの骨で、乾燥させて歯肉を取り除くと歯と骨の間に隙間ができるので、カラカラと音がするそうです。
ほかにも、振ったり叩いたり擦ったりして、色々な音が出せるそうです。
ちなみに定価は3万円ほどとのこと。
キハーダは高価でなかなか手に入らない楽器なので、代用品として作られたのがビブラスラップなのだそうです。
と、この楽器のことを検索して調べて知った瞬間。
私も含めて、関西系が居たことで出た驚嘆の言葉。
お判りでしょうか?
そうです!
「ほんまに奥歯ガタガタ言わしてたんや!」