私たちの仕組み:「存在の本質」
加藤シャンティ徳子さんは著書「現実は脳ではなくハートでつくる」の中で、
私たちという存在と私たちの体験する現実がどのように成り立っているのか
「私たちの仕組み」と「私たちが体験する現実の仕組み」について説明しています。
加藤シャンティ徳子さんは、私たちは、存在の本質・魂、ハート、感情、マインド(思考)、身体、の5つの要素でできている、と説明されています。
私も、このモデルで考えると理解できることが多いので、加藤シャンティ徳子さんのモデルを支持しています。
まず、一つ目の要素にして基礎となる要素「存在の本質」について。
加藤シャンティ徳子さんは著書「現実は脳ではなくハートでつくる」の中では、「すべての存在に共通する存在の本質」という言葉を使われています。
加藤シャンティ徳子さんの説明を引用しますと
「すべての存在に共通する存在の本質」は、この世界に存在するすべてのものが生まれてくる源であり、あらゆる存在の根底にあるもの。
この世界に存在するものはすべて同じ材料でできています。そして。この材料でいっぱいの海のような場から、この世界に存在するすべてのものが生まれています。これは物理的な側面からもそうですし、世界中のスピリチュアリティの伝統においてもそのように言われています。
この世界や宇宙は。このすべての存在に共通する「存在の本質」で満たされていて、あらゆるものを創り出したり、維持したり、壊したりする「力」や「知性」を備えています。そしてこの「存在の本質」は「愛」そのものです。
と表現されています。
そして、加藤シャンティ徳子さんは、「存在の本質」のことを、
神、大いなる存在、宇宙など、いろんな表現で表されると触れています。
物理的な側面で言えば、私たちの身体の中の水素原子も、月の表面にある水素原子も、原子としては同じで、入れ替えても同じように機能する、と言われています。
アラン・コーエンさんは著書「癒しのマスター・キー」(赤司桂子さん訳)の中で、「神」という言葉の本の中での意味として、次のように述べています。
本書では「神」を生きとし生けるものを司る生命力と同等であるとしました。生命力とは、その働きかけにより、私たちに、活動や健康、幸福をもたらすエネルギーです。
神は人ではありませんが、私たちと分離した存在でもありません。私たちを生かし、私たちを通じて神自身を表現させるパワーです。それは命そのものであり、すべての癒しの源です。
神という言葉の代わりに、「宇宙」や「大いなる存在」など自分にしっくりくる言葉にどうぞ置き換えて理解してください。言葉より、エネルギーや体験の方が重要だからです。
また、はせくらみゆきさんは著書「宇宙を味方につけるリッチマネーの秘密」の中で、大いなる意思、とも呼ばれる宇宙の意思、に触れています。
宇宙の意思は「愛」。
宇宙の構成要素からできている私たちもまた、愛、そのもの。
辿った先には根源につながり、そこはプラスとマイナスの素粒子が、お互いに相殺しあって、結果的にゼロに見えるのですが、実際は、絶えず生成消滅を繰り返している完全調和の世界。
量子力学ではゼロポイントフィールドと呼ばれているところ。
その根源から私たちは生まれている
と説明されています。
つまり。
この部分に関しては、みな、共通している、ということです。
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