「生きる」ということ
劇団を立ち上げた俳優さんが、谷川俊太郎さんも共著されている作品を初舞台として選んだ公演の初演の回に、谷川俊太郎さんも駆けつけられた時のお話。
谷川俊太郎さんを交えてのトークの中で、参加者のおひとりの女性の方が
「谷川俊太郎さんの「生きる」の詩の中で、
「生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート」
って、ミニスカートが出てくるんですけど、なんでですか?」
と質問すると、
「だって、それまで隠れていた女性の膝小僧が生で見れたんだよ!
「すべての美しいものに出会うということ」のひとつだよ!」
と、力説。
これにはその回に来場されていた、旗揚げした役者さんの通っていた学校の学長さんも、
「いや、ほんと、あれはすごいインパクトでしたよね!」
と意気投合されていました。
その感性
そして、それを詩にしてしまう純粋さ
感性ゆたかで純真な方だったのを垣間見たシーンでした。