デザイナー歴17年。2社目の事業会社としてカミナシを選んだ理由。
はじめまして、カミナシにコミュニケーションデザイナーとして入社した白川です!いわゆる入社エントリーというものを書いてみます。とその前に、まず僕の経歴を紹介させてください!
1.これまでの経歴
制作会社時代
新卒で制作会社にグラフィックデザイナーとして入社しました。10年以上在籍しましたが、アートディレクターとしてもマネジャーとしても色々経験を積ませてもらいました。
化粧品、家電、飲料。幅広い業種のデザインをさせていただいたので、自分のデザインスキルの9割はここで培われたと言っても過言でもありません。居心地が良い会社だったので長い間在籍していましたが、デザインという仕事をもっと俯瞰して捉えるためには“クライアント側”のデザイン業務を知りたいと思うようになり、事業会社への転職を決意。
事業会社としての一社目「flier」時代
いわゆる“一人目”のデザイナーとして入社。社内のデザイン業務を行いつつ、チーム作りもしていくというミッションでした。マネジメント経験も制作会社時代にあったので、それなりに対応できるだろうという多少の自負もあり、自分にとっては今思い返しても良い挑戦だったと思います。
チーム作りの過程において、採用したメンバーにも非常に恵まれたことで、チームを作るというミッションは上手くいったのではと思います。デザインチームのマネジャーとしてかけがえの無い経験をさせていただきました。
ただ、「事業会社としてのデザイナー」という立場では未経験&一人目のデザイナーとして入社してしまったが故に、同じ立場の相談先がなく、常に色々な答えを模索していた期間でした。自分のような立場のデザイナーを「コミュニケーションデザイナー」と呼んだり「BXデザイナー」と呼んだりするのだと知ったのもちょうどその頃でした。(今も無知だけど、当時は本当に無知だったと思います。)
自分のやり方で答えを模索するのも大切だと思っていましたが、「同じ立場として経験のある人と一緒に働いてみたい」そう思うようになり、再度転職を決意します。
2.なぜカミナシを選んだか
①採用面接の雰囲気が独特だった
転職活動中、数社の事業会社の選考を受けました。自分で言うのも変な話なんですが、僕は採用面接が不得意です。面接を賢く通過しようとは思っておらず、自分という人間をさらけ出してそれでも受け入れてくれる環境で働きたいと思っているので、面接で曖昧なことは言わないようにしていますし、もっと言うと必要のないことまで伝えたいタイプ。聞かれてもないのに出来ない事や、やりたくない事を自分から伝えたりしました笑。
カミナシは選考中、選考されているというより、そんな僕の話を真正面から聞いてくれているという感覚が非常に強かったのです。それは最初のカジュアル面談に始まり、社長である諸岡さんの最終面接まで一貫して感じていたことなので、面接を受けるたびにカミナシという会社への興味が強くなり、この会社でコミュニケーションデザイナーをしてみたいと自然に思えるようになりました。
もちろん事業の可能性、会社の成長スピードなどいろいろ惹かれた理由はありますが自分にとって決め手となったのはカミナシの中で働く人たちの雰囲気そのものでした。
②コミュニケーションデザイナーを深堀れそうだった。
さて、先ほどから連呼している「コミュニケーションデザイナー」。実はそれが未だよく分かっていません笑。 一体それは何なのか。僕がカミナシに入社したのはその本質を理解して向き合うためであり、好奇心なんです。(良くも悪くも、40歳を目前にしても好奇心で行動をするのは自分の特徴だと自覚しています)
前職で、初めての“事業会社デザイナー”として経験したモヤモヤしたもの(ミッションとか役割とかそういったもの)を自分の言葉で言語化したかったのです。カミナシには僕のように一人目デザイナーの経験がある方も、数年コミュニケーションデザイナーとして活躍されてる方も在籍されており、まさに望んだ環境でした。
とは言え、コミュニケーションデザイナーの役割を細分化すると、きっとこれまでやってきたことの組み合わせなんだろうと思います。ただ、デザインへのスタンスだったり向き合い方は企業によって違うし、企業独自の「コミュニケーション」があるからこそ、採用面接で興味を持ったカミナシでそれを経験しようと思ったのです。
③半端ない多様性を感じた
ここまで書いてきましたが、実は僕は福岡在住で、カミナシのように東京の会社に就職するためにはリモート勤務が必須です。また、個人事業でデザイン活動やアート活動もしているため時間の融通がききやすいフレックス制を導入している企業の方が魅力的に感じました。そして、IT系のベンチャー中心に転職活動をしていた割に、僕は紙媒体メインのグラフィックデザイナー出身なのでWEB系に割と弱いです。
こう客観的に自分を見ると非常に偏った人間だなぁ・・と自分で思います。が、そんな自分に強みを見出していただき必要と言ってくれたのがカミナシでした。
多様性を理解し受け入れるスタンスのある会社だなぁと感動しました。もちろん無作為にどんな人でも受け入れる多様性と言う意味ではなく、今カミナシが課題としている部分に僕の強みが重なる部分が少なからずあったからだとは思います。ですが、弱い部分は仲間に背中を預けて自分の強みで会社に貢献していくという組織づくりの考え方は僕の中で非常に強く共感した部分だったのです。
3.入社して2ヶ月で思うこと
そんな理由でカミナシに入社を決めて、2ヶ月が経ちました!
細かい話をするのであれば、入社直後に配置換えがあったりしてかなりバタバタな入社ストーリーではありました。転職直後によくある「思ってたイメージと違う」と感じる事もありました。ただ、それはどんな環境でも起こり得る事ですし大きな問題ではありません。
重要なのは常に「今」。「今」いる環境から何ができるかということ。入社直後はどうしてもアウトプットするまでに時間がかかるので、焦りを感じた時期もありました。ただそれを部長の加古さんやデザインチームの仲間に非常に助けられました。本音ベースで色々なことを話せて、お互いを受け入れ合う空気感がある。もし自分とは意見が違っても「本音で話す人」は信頼できると思うのです。(本音の伝え方はもちろん重要だけど。)
そんな信頼できる仲間たちと一緒に、自分の向き合いたかったコミュニケーションデザイナーの仕事の本質にこれから向き合っていこうと思っています。2ヶ月経っても僕が入社前に魅力的だと先述したカミナシの中で働く人たちの雰囲気というのは変わりませんでした。
4.おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました!拙い文章で失礼しました…!もしこの記事で、少しでもカミナシに興味が湧いたら気軽にお話ししましょう!
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