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花乃牛

産地を問わない亜種ブランド

銘柄和牛は基本は産地が主役。花乃牛は産地を問わない亜種ブランド和牛なのです。なので言うならば全国の産地から旨い肉を発掘するというスタンスです。

産地ではなく花乃牛の場合「肥育期間」がキーワードになります。

通常の肥育和牛はおおよそ27ヶ月くらいかなぁと思います。肥育の短い和牛だと23ヶ月〜24ヶ月と約2年で出荷される農家さんもいます。

はじめに言いますが、肥育の短い和牛を否定はしません。生産者サイドも当然商売ですし、農家さんなりの商売のやり方があります。短い期間で重量を取るやり方で収支が上がっているのであればそれは正解だと思います。

旨さという難しいキーワード

旨さの捉え方は人によって千差万別。だからと言って超高級食材 和牛を扱う上で逃げれないキーワードです。売り先である飲食店(使い手)やエンドユーザー(消費者)に評価してもらってナンボなのです。ここを無視し、ブランディングを進めていってもただの肉屋の自己満足でしかありません。

使い手とのヒアリング

使い手は色々なことを聞いてきます。当然です、飲食業界の第一線で日々インプットとアウトプットを繰り返し、お客さんを常に満足させることに一生懸命です。「この和牛って...どういう生産者がどういう血統をどういう餌でどれくらい肥育してるの?」

これを答えるには生産現場に行く以外にありません。だからはなふさはとにかくすぐ牛舎にいきます。

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この牛のように長期肥育していると毛が縮み、ツノの根元が飴色になったりと素人でもわかる変化が見てとれます。

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うま味甘味系遊離アミノ酸、総遊離アミノ酸、グリコーゲンの3つを通常肥育期間の和牛と比較しました。特にグリコーゲンは最近気にしている成分です。

主に山形県、鹿児島県、島根県などの牛を認定させてもらっています。

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肉色も濃いめ、照りもあり、肉の生地に惹きつけられ焼いた時の和牛香と味が想像できそうな肉。そんな枝肉を選びます。あくまで枝肉で味までわかるのは不可能ですが確率を上げていくことに努力します。

ブランド認定基準

◎花乃牛認定基準

黒毛和牛 格付A4等級、BMS7以上 出荷月齢30ヶ月以上で、はなふさがセレクトした和牛。

◎花乃牛プレミアム認定基準

黒毛和牛 格付A5等級 、BMS8以上 出荷月齢35ヶ月以上で、はなふさがセレクトした和牛

プレミアムまでの月齢35ヶ月以上でA5等級かつ弊社がセレクトする確率ってまさに奇跡的確率です これに関しては「奇跡の牛」と言わせて頂きます笑

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商標登録もさせていただきました。

最後に

畜産物で3年弱もの歳月がかかる唯一無二の食肉。この和牛に命をかけて取り組む生産者と使い手、消費者を唸らす肉を届けたいと思うのです。

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