鹿野地鶏
地鶏とは...
JASに記載されている在来種由来の血液百分率が50%以上の国産銘柄鶏の総称
※現在認められている在来種は38種でこの在来種の血統が50%以上入っている品種しか「地鶏」は名乗れません。
飼育期間が75日以上であり、28日齢以降は平飼いで1平方メートル当たり10羽以下で飼育しなければならない。
ちなみに普段食卓に並ぶニワトリさん(ブロイラー)が約50日程度の飼育です。
中国5県で調べる限りで
●山口県の「長州黒かしわ」
●広島県の「帝釈地鶏」
●島根県の「山王軍鶏」、「天領軍鶏」
●岡山県の「美膳軍鶏」
そして鳥取県の「鹿野地鶏」です。
鹿野地鶏は、以前からの呼び名で「鳥取地鶏ぴよ」とも呼ばれます、
鳥取県では唯一の地鶏です。
先日、鹿野地鶏の鶏舎へお邪魔しました。
鳥取県鹿野町..自然に恵まれた素晴らしい場所
そんな中に鹿野地鶏の鶏舎はあります。
飼育管理をされている宮原さんにお話を聞いたり鶏舎を案内してもらいました。
「僕は鶏が大好きなんです」と笑顔が素敵な方が徹底管理しています。
3週目までの雛達。
体温調整ができないので温度管理されている鶏舎で、まだピヨピヨとかわいい声を出しながら元気に歩いてます。
何の生き物でもやはり赤ちゃんはかわいいです。。
血統は軍鶏×ロードアイランドレッドの掛け合わせに白色プリマスロックを交配された三元交配です。
7週前後。この辺りは人間で言う中学生くらいかな?
まだら模様が雄(おす)
茶系の単色っぽいのが雌(めす)です。
どの畜種でも雌が旨いとは言われますがどうなんでしょうかね。
80日前後の仕上がり時期。
雌の胸のヤマドリのような模様も綺麗ですよね。
異変や鶏同士の喧嘩などがあれば宮原さんが飛んでいきます。
ここの管理がやはりプロだなと思いました。
こうやったアナログでの作業が出荷率97%という高い水準で肉に仕上がっていくのだなと感じました。
肥料は抗生物質を使わず、トウモロコシ・大豆油かすなどを配合し、飼育米を与えたり、大好きなもみ殻を与えたりします。全て遺伝子組換えでないものを使用するというこだわり。
この鹿野地鶏が本当に旨い。
使っていただいている関東、関西の有名なお店などは真似されるから銘柄の名前を出したくと言われているくらい気に入ってもらっています。
(出してくれてもいいんですよ笑)
そのことなどを宮原さんに伝えると非常に嬉しそうに「これからさらに喜んでもらえるよう頑張ります」とニコニコしてました。
飼育している人の顔が見れて、想いが垣間見れたことが良かったです。
県内外でこの鹿野地鶏を使ってみてください。
お問合せ
株式会社はなふさ 鳥取本社
0857-37-2077
8時から17時
水曜日、日曜日は定休日
県内外でお取り扱いできます。
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