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第六チャクラ(眉間の奥)について。

前回のサットサンに参加された女性のI様から連絡を頂きました。

Naoki様へ

こんにちは。
ご連絡ありがとうございます。

なるほど…気が下腹に集まると体が温かくなるのですね!
昨晩は、横になりながら瞑想をしてみたのですが、下腹に気を集めるのが難しく感じて、眉間の辺りに気を集めていました。鼻呼吸がしにくく、やはり座った方がいいのかな。と感じました。
そういえば、早い時間に眠くなり、無駄な事(?!)をしないような感覚になり、色々夢をみました。

ありがとうございます。

私は下腹に気を落とす、ということをたまに書いているのですが、その前提として、まず、眉間の奥にある気づきのセンターを目覚めさせないと、なかなか気は下に落ちていかないのではないかと思います。

I様は「下腹の代わりに眉間に気を集めていた」と書かれていたので、眉間について書きます。

眉間の奥(第六チャクラ)について


瞑想の深い状態であるサマーディ(三昧)に入ってゆくとき、この眉間の奥のエネルギーが高まらなければ、暴れまわる思考や感情に気づいて、それから離れることができません。

その眉間の奥のセンターは出てくる思考や想念に光を当てることができるわけです。

そして、気が頭に上がることを押さえつけてくれます。

ここのセンターが目覚めなければ、静寂が何か分からないと思います。

ですから、思考がうるさい人の場合、眉間の奥に意識を向ける、ということが助けになります。

下腹と眉間の奥の関係について。

I様は畑仕事をされているということを知ってから、「なるほどな」と思いました。

畑仕事に限らず、肉体労働をしていると、下腹が充実してきます。

禅寺などでは「作務」と呼ばれる修行があります。ちなみに僕も「作務」の経験があります。

床を水拭きしたり、落ち葉を掃いたり、ガラスを磨いたりしていました。

言い方は悪いのですが、頭に知識を詰め込んでばかりいると、なかなか瞑想ってできません。

気が頭にのぼるからです。

難しい本を読むよりも、作務をしたり、体操したり、呼吸法をやった後に、静かに座ることの方が霊的に成長すると思っています。

I様は今まで瞑想を習ったことがなかったのに、サットサンで一度、座っただけで、安らぎを体感されました。

その理由の一つには、畑仕事をして、下腹にエネルギーを充実させていたからだと思います。もちろん、それだけではないのですが……。

実際、I様は難しい本は読んでいないようですし、瞑想の経験もほとんどありません。

実は、前述した眉間のセンターと下腹のセンターは関係していて、どちらかが活性化すると、同時に一方も活性化するんです。

剣道や書道をされている方が、下腹に力をこめると、眉間の奥に何かを感じる、という話を以前、聞きました。

その何かを感じる場所に第六チャクラがあります。

だから、I様も眉間の奥のセンターが目覚めることが他のひとよりも早いだろうと思っています。

また、ずっと気づいておくということはやらなくても良いのです。疲れます。

気づきがある程度まで高まってくれば、自然に気は下に落ちてゆくようになり、くつろぐことができるようになります。

ですから、ずっと気づいていなくてはいけないというわけではないです。それは狂気の沙汰です。

I様が「無駄なことをしない感覚になった」と書いているように、気づきが高まり、下腹に意識が落ちてゆくようになると内側に吸収される感覚が起きて、忙しく「あれをしなくちゃ、これをしなくちゃ」という心の動きが止まるようになり、サマーディ(三昧)に入るようになります。

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今週のサットサンは18日(土)の13時からです。
入退出自由。カメラとマイクはオフで構いません。zoomにて無料。
参加希望される方はこちらまで↓
naokifloweroftheheart@gmail.com

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