【絶対見て】僕が人生をかけて激推ししたいドラマ
今日は僕が人生をかけて激推ししたいドラマである、「結婚できない男」について語っていこうと思います。
「結婚できない男」とは2006年に放送されていた、偏屈すぎて結婚どころか友達もできない男の物語を描いたドラマです。
主人公は阿部寛が演じる桑野。
この桑野、腕のいい建築家なのですが超がつくほどの偏屈家です。
・初対面の人にいきなり自分の好きな映画について語り出す
・自分が納得いかない仕事はすぐ断る
・家のことを「聖域」と呼んで、人を自宅に絶対入れない
こんな感じでかなり癖の強い性格をしているので、恋人どころか友達もいません。
この偏屈家が隣人達との出会いを通して、人間的に成長していくのが大まかなストーリーです。
阿部寛の演技がすごい
「結婚できない男」の1番の魅力は、桑野を演じる阿部寛の演技力でしょう。
無愛想ですぐ怒るんだけど、なんだか憎めない。
そんな絶妙なキャラクターを作り出すことに大成功しています。
個人的に一番好きだったシーンは、第一話のラストですね。
ある日桑野は、突然立てないほどの腹痛に襲われ、病院に搬送されます。
そこでヒロインの女医さんと出会い、診察のために「お尻を見るのでパンツを脱いでください」と言われます。
当然桑野は猛反対します。
「人前でパンツを脱ぐなんて絶対嫌だ!」と大抵抗しますが、痛みで動けなくてなすすべもなく、パンツを脱がされてしまいます。
恥ずかしさと悔しさで頭の中がグチャグチャの中、女医さんからこう言われるんです。
「お誕生日おめでとうございます」と。
そう、その日は桑野の40歳の誕生日だったのです。
桑野はその偏屈な性格のせいで、誰からも「おめでとうございます」と言ってもらえていませんでした。
たまたま女医さんがカルテの生年月日を見たおかげで、初めて祝ってもらえたわけです。
人生最大の屈辱の中で、誕生日一番の嬉しさ。
桑野はお尻を診察されながら、静かに涙を流します。
この時の表情が最高すぎて、僕もつい泣いてしまいました(笑)
人間関係に前向きになれる
こんな感じで、素直になれない桑野の日常が最後まで続いていくのがこのドラマです。
このドラマを見ていると、人間関係に前向きになれる気がします。
桑野はすごい偏屈だけど、相手を傷つけようとしているわけじゃないんです。
ちゃんと他人を思いやる気持ちを持った、優しい一面もあります。
ただ死ぬほど不器用なので、相手のためを思ってやったことが、返って相手を怒らせてしまうシーンも多々出てきます。
僕たちの日常にもありそうですよね、そんなこと。
それでも前向きに生きている桑野を見ていると、僕も前向きに生きる力がもらえます。
派手なシーンは一切ないですが、見た後はとても優しい気持ちになれるドラマなので、Netflixとかで是非見てほしいです。
最後まで読んでくれてありがとうございました!!
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