先日、福岡マラソンに参戦してきたのでその振り返りをしようと思う。 過去の記事を読んでいただいた方はご存知かもしれないが、僕にとってフルマラソンは今回が3回目。ホノルル、ゴールドコーストに続き、日本では初めての挑戦だ。 ちなみに、この「日本では初めて」というのは半分ネタみたいなものだ。嘘ではないけれど、福岡マラソンの話題になるたびに、 「マラソン?フルは3回目だけど日本では初めてだね。海外でしか走らないって決めてたからさ」 なんて調子で、なんかちょっとヤな奴ぶってふざけてた
僕はくだらない話とか無駄な話、 結論の出ない話が結構好きだ。 答えが明確なものも嫌いじゃないけど、 あれこれと考えたり誰かと議論したりすることの方が 断然ワクワクする。 たとえば、ちょっとびっくりするような出来事が起こったときも、ただの偶然で終わらせる人よりも、『なんでこんなことが?』って、思考を巡らせてくれる人と話すのが楽しい。 そんな僕が、今日はただの偶然的でくだらない話を書こうと思う。 ーーーーーーーーーーー 僕は神奈川県横浜市で生まれ、希望ヶ丘高校に進学した。
ちょっと感覚的な話を。 僕は思ったことは相手にきちんと伝えたいし しかもそれはなるべく正確に届けたいと思ってる。 でも、 「気持ちを言語化することって必要なんだろうか?」 「そもそも言語化って、何のためにするのだろう?」 最近そんな疑問をぼんやりと、 しかしながらぐるぐると考えている。 自分の気持ちや感情を言葉にすることで、 周りの人と共通の理解を持てることは確かにあると思う。 ただ、全く同じ感情や気持ちを二人が持つことは ないだろうし、それぞれが「微妙に」違ってい
その日の帰り道。 満月が高く昇り、夜空を照らしていた。 「じゃあさ、最後の晩餐には何が食べたい?」 歩きながら僕はそう聞いた。なんとなく月並みな質問だとは思ったけれど、彼がどう答えるかは少し気になっていた。 「真面目に答えていい?」 「真面目に聞いてるよ、別にふざけた答えなんか期待してないさ。」 「そっか。」 答えの前に一呼吸置くのも、いつもの儀式のようなものだと僕は思った。 「じゃあ答えるけど、何も食べないと思う。」 僕は思わず口元を緩めた。彼はいつだってこ
昔からずっと、 「あ、これ苦手だ・・・」 と思ってる日本語がある。需要はないと思うのだが 今回はそれらを勝手に紹介することにする。 そしていつものように予防線を先に張っておくと、 「苦手」なだけで批判する気も否定する気も全くないので 悪しからず。 では早速。 その❶ お塩を入れてあげましょう。 料理動画とかでよく聞くこの表現。 「ここでお塩を入れてあげましょう」 「最後にお砂糖をまぶしてあげましょう」 とかそういう言い方するじゃん。 これ聞くたびに、 あげましょ
2024年7月7日。 ゴールドコーストマラソン(以下GCM)で、 僕は人生二度目のフルマラソンに挑戦した。 そう、普段マラソンマラソン言っているが 大会に出るのはいつもハーフマラソンばかりで フルマラソンはたったの2回しか走っていない。 過剰なマラソンキャラアピールがバレてしまうが仕方ない。 初めてのフルマラソンは2018年のホノルルマラソン。 それから5年半ぶりに今回のGCMだ。 その二大会を経験したからこそ感じた、 「走らないやつはバカだと思ってる話」を説明したい。
まえがき 2024年1月から4月の間の100日間。 1日1枚アートを描いてきました。 その日に考えたこと、悩んだこと、迷ったこと。 これは自分の頭の中にあったものを 絵と文字に昇華し続けた記録です。 全5回に分けてまとめます。 Day.1 思い悩んでいる時や心が疲弊している時に、 何気ない愛ある言葉をかけてもらうと 心をハグされたような暖かい気持ちになる。 他の誰でもない自分の事でさえ 自分一人で出来ることって限界があって、 周りの愛ある人の力で自分って生かされてい
今回は真面目な話をひとつ。 いつも真面目ですけどね。 っていう前置きをしつつ。 普段デザインをやっていると、 デザインって何のために存在するのかを 考えることが多い。 「カッコ良くするため」 それも正解ではあるけれど、 「何のためにカッコ良くするのか」が 本質になってくるわけで。 カッコ良くすることで「売上を伸ばすため」とかね。 要は、 それまで抱えていた課題や不便さを解決するために 執行されるのが「デザイン」という営みなのだ。 がしかし。 そんな事は本やネッ
今回は昔から違和感を覚えている、 掲題の質問について。 この質問をする人を 批判してるわけでは全くないので、 「そんなふうに受け取る人もいるんだな」 ぐらいで読んでもらえたらと。 (という予防線を張ってみる) キャリアを描かせようとする人が苦手 例えば、 「どんなキャリアを目指してるの?」 「キャリアを描くのが大切ですよ」 そういう会話ってよくあると思うのだけれど、 僕はこれがとても苦手だ。 こういう場面って、 理想もしくは常識的な キャリア形成のパターンを持ち出さ
「失敗したくない若者たち」 「ゼロリスク思考」 そういったテーマの記事はよく目にするけど、 成功までの最短距離を計算すること自体は 立派だなぁと思うよね。 自分はというと、 スマートに生きたい気持ちはあるのに、 信じられないぐらい 非効率的な生き方をしてきたので、 今日はその話をいくつか書いてみる。 今回は是非「こいつバカだなぁ」と 思いながら読んでもらえたらと。 (いやいつもバカだと思ってるよってのはナシでね。) 【その①】 大学、退学事件 大学2年生、20歳の冬に
さて。 告知させていただいている個展が迫ってきた。 「#今日のアート」を始めた当初は 個展を開くつもりはなかったので、 人生うまいこと流れって出来るんだなぁと 自分でもびっくりしている。 (もちろん今回展示をさせていただけることになった NIYOL COFFEEさん(福岡市早良区)には心の底から感謝しております🙏) 「なんで100個のアートをやろうと思ったの?」 と聞かれることも多いので、 今回はその理由から書き始めることにする。 ①100個のアートを描いた理由今年
「ジブリ映画の中で何が一番好き?」 この質問は誰しもが一度は されたことがあるのではと思う。 もしくはしたこともあるのでは、と。 もののけ姫やラピュタ、 耳をすませばあたりが僕のよく聞く答えだけど、 やっぱり「千と千尋の神隠し」は、 好きな人が多い印象だ。 そして僕もその質問をされたら、 「千と千尋の神隠しです。」と答える。 好きっていう感情は理屈じゃないので、 理由はなくていいと思っているのだが、 この件に関しては自分の中で 「なぜこの映画が好きなのか」が 明確に言
2021年2月19日。 この日僕はアート活動を始めた。 本日2月18日で丸3年が経とうとしている。 なぜ始めたのかとか、 自分の感情を書き始めると長くなるので、 今回はこの3年をただひたすらに振り返ってみた。 2021年3月 アート活動を始めた当時、 僕は「100投稿まで毎日一作品」を自分に課し インスタに作品を投稿をし続けた。 それを思い出してインスタを遡ってみると 投稿の日付が飛び飛びだ。 なかなかゆるい、昔の自分。 しかし毎朝「うーんうーん」とネタに頭を 悩ま
僕はアート作りにおいて言葉を乗せるので、 言葉の定義とか本質ってよく考える。 言葉の定義って実はとっても曖昧なのに、 すでに作り上げられた概念みたいなものに 囚われていることってよくあるなと思う。 タイトルに挙げた「現状維持」も「友だち」も 僕がよくその概念を疑う言葉の例だ。 「現状維持」という言葉について「現状維持」って仕事においても生活においても 割と出やすい言葉だと思う。 場合によってはそれがポジティブにもネガティブにも捉えられるなんとも曖昧な言葉だなと感じる。
毎年、個人的な正月のルーティーンが二つあるのだが、今年はその二つとも成し得なかった。 大晦日の12月31日から謎の微熱が続く体調不良で寝込み、文字通り「寝正月」となってしまったからだ。 結果、体調が元に戻ったのは1月7日。 治すのに一週間もかかってしまった。 本来行っていた個人的な正月のルーティーンとは、 ・1月1日にランニングをするをこと。 ・1月2日に書き初めで抱負を書くこと。 この二つ。今回はそのうちの書き初めについて書こうと思う。これについては大昔、自分の中
美術鑑賞の正解絵が好きなこともあるし、職業柄ということもあるし、美術館好きの友人が周りにたくさんいることもあり。 時間があると美術館に行きたくなる。 心が動く出合いがあるからだ。 それは決して嘘ではないけれど、そんなふうに書くと、美術鑑賞に興味を持ったことがないと「美術館に行ってもアート鑑賞の仕方がわからない」と思う方もいると思う。 なんせ、このnoteを書いている自分がそうなのだ。美術史を勉強してきたわけでもないから背景なんか全く分からないし専門的な知識や技術も知らな