「夜のアヌッタラで」2014.11.04

山梨県富士川町(旧増穂町)にあるanuttaraにて、water water camelさんとadi nadaさんのライブがあった。

camelさんは、大好きな音楽を奏でてくれる人たちだ。しかも山梨出身のアーティストであり、同県民として誇りに思っている。

彼らの音楽は本当に素晴らしい。優しく包み込むような包容力とか、肩の力を抜いてくれる脱力感とか、それでいて頑張ろうって思える推進力とか、もうなんなの?ってぐらい。言葉ではとても足りない。

adi nadaさんは山梨で初めてライブをするらしく、僕も聴くのは初めてだった。事前に予約をした後にちょろっとYOU TUBEで聴いた程度だった。

この日は、キャメルさん達は前座ということで「今日は僕らは会場を微妙に暖める役です」って言ってた。

個人的には最高潮。

演奏は素晴らしかった。

知らない曲が1、2曲ほどあったけれど、キャメルはどの曲を演奏しようとも外れることがない。僕自身、正直驚くのだがこれほどまで一曲一曲が響く音楽家はそういない。

ましてや今日は生。やばいでしょ。

僕は彼らが相当好きだと思っているけれど、water water camelとして聴くのは初めてだった。

だって、全国飛び回ってるし結構行きやすい東京はチケット取れないんだもの。笑

だから今回は念願だった。

曲は全部好きだが、「運命のアラサー」だけは、特別だ。

私の年齢も27でアラサーというのもあるかも知れないが、未来や過去、そして今。全てが許されていくような、優しさ。それでいて一つ一つの音が力強い歩みのように聴こえて来る。震災も含めているしね。でも、この歌は人の生きる強さがある。

その「運命のアラサー」を演奏してくれた時には、やられました。

選手交代で、主役のadi nadaさん。

彼女は、そうだな。

絶対に生で聴いてもらった方がいいな。

本当に楽しそうにうたを歌う!

自称根暗の人見知りらしいです。
まぁ正直そんな感じはするんですけど。笑

でも、そういう人って僕の経験上すごく内に秘めているものがあって、どこかでその燻っている感情とか気持ちを昇華する場所を探している人なんだと思う。

そして、彼女はそれを「歌」で昇華している。

こっちまで幸せになるような和やかな顔で歌うから、そういう感情は伝染して、空気を染める。

それと、彼女はキャラが非常にいい!
とってもチャーミングな人。っていう表現がハマる。

あとたぶん、ちょっと天然っぽい。笑

最後はwater water camel & adi nadaで締めくくりでした!

アンコールもあったし、最高の夜になった。

まだ持ってないキャメルのCDを購入して、斎藤キャメルさんにサインしてもらって大満足!

やっぱり音楽っていいよ。

なんか分からんけど、素晴らしい音楽に出会うと人生変わると思う。

それぐらい幸せな気持ち。

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