吉岡直樹

名古屋でベースを弾いています。

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マガジン

  • イヤー・トレーニングのすすめ

    ジャズ演奏を向上するために欠かせないイヤー・トレーニング。みなさん、きちんと取り組まれていますか。 イヤー・トレーニングの重要性や効果、取り組み方についてできるだけ具体的にお伝えします。

  • 【無料動画/有料pdf有】吉岡直樹のジャズ・ベース・レッスン

    ジャズのベースのレッスン動画を無料で公開します。 また、関連資料のpdfを有料で配布予定です。

  • ジャズのリズム

最近の記事

イヤー・トレーニングのすすめ(第3回):アーティキュレーション編

こんにちは。名古屋でベースを弾いている吉岡直樹です。 イヤー・トレーニングについての記事の3回目です。今回は、アーティキュレーションの聞き取りとその大切さ、それに練習方法についてお伝えします。 アーティキュレーションとはアーティキュレーションとは、テヌートやスタッカートのように、音符の長さ(言い換えれば切り方)についての指示や、アクセントやゴースト・ノート(いわゆる飲む音)のように音の一時的な強弱についての指示のことをいいます。マルカート(私が誤解していなければ強くて短い

    • 【吉岡直樹のジャズ・ベース・レッスン:その6】右手の強化

      こんにちは。名古屋のジャズ・ベーシスト吉岡直樹です。 少しあいてしまいましたが、コントラバスを演奏する方のお役に立てればということで始めたYouTubeのレッスン動画の13本目、14本目を公開しました。 第1回目以降の動画の内容は次のとおりです。 開放弦のテクニック 左手の形 左手の基礎づくり ポジション移動 メジャー・スケール メジャー・スケールの3度のインターバル メジャー・スケールの4度のインターバル メジャー・スケールの5度のインターバル メジャ

      ¥700
      • 【吉岡直樹のジャズ・ベース・レッスン:その5】右手の強化

        こんにちは。名古屋のジャズ・ベーシスト吉岡直樹です。 コントラバスを演奏する方のお役に立てればということで始めたYouTubeのレッスン動画の11本目、12本目を公開しました。 第1回目以降の動画の内容は次のとおりです。 開放弦のテクニック 左手の形 左手の基礎づくり ポジション移動 メジャー・スケール メジャー・スケールの3度のインターバル メジャー・スケールの4度のインターバル メジャー・スケールの5度のインターバル メジャー・スケールの6度のインタ

        ¥700
        • 【吉岡直樹のジャズ・ベース・レッスン:その4】メジャー・スケールの6度、7度、8度の練習

          こんにちは。名古屋のジャズ・ベーシスト吉岡直樹です。 コントラバスを演奏する方のお役に立てればということで始めたYouTubeのレッスン動画の9本目、10本目を公開しました。 第1回目以降の動画の内容は次のとおりです。 開放弦のテクニック 左手の形 左手の基礎づくり ポジション移動 メジャー・スケール メジャー・スケールの3度のインターバル メジャー・スケールの4度のインターバル メジャー・スケールの5度のインターバル メジャー・スケールの6度のインター

          ¥700
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        記事

          イヤー・トレーニングのすすめ(第2回):リズム編

          こんにちは。名古屋でジャズを演奏している吉岡直樹です。 「イヤー・トレーニングのすすめ」のシリーズの2回目です。前回の記事では「耳がよい」演奏者とはどのようなことかを説明しましたが、今回からひとつずつトピックを決めて具体的な話をすすめていきます。 聴音といえば、ソルフェージュを連想する方もいるかも知れません。しかし、私の考える「耳のよさ」とは、そのような狭い意味での「音感」だけを扱うのではなく、音楽を構成するすべての要素、すなわち、リズムやアーティキュレーション、ダイナミ

          イヤー・トレーニングのすすめ(第2回):リズム編

          【吉岡直樹のジャズ・ベース・レッスン:その3】メジャー・スケールの4度と5度の練習

          こんにちは。名古屋のジャズ・ベーシスト吉岡直樹です。 コントラバスを演奏する方のお役に立てればということで始めたYouTubeのレッスン動画の7本目、8本目を公開しました。 第1回目以降の動画の内容は次のとおりです。 開放弦のテクニック 左手の形 左手の基礎づくり ポジション移動 メジャー・スケール メジャー・スケールの3度のインターバル メジャー・スケールの4度のインターバル メジャー・スケールの5度のインターバル なお、第5回目、第6回目の動画は、前

          ¥500

          【吉岡直樹のジャズ・ベース・レッスン:その3】メジャー・スケールの4度と5度の練習

          ¥500

          【独自研究あり】究極のダイアトニック・コードまとめ!(私案)

          こんにちは。名古屋でベースを弾いている吉岡直樹です。 ジャズの理論において、キーとコードとスケールの関係を学ぶときにダイアトニック・コードを学びますよね。まず最初に、メジャー・スケールの7つのダイアトニック・コードと7つのモードを学び、また、メジャー・キーにおけるコードの機能も学びます。 次に、マイナー・キーなのですが、ご存知の通りマイナー・スケールには、3種類のスケールがありますから、ダイアトニック・コードの数が一気に増えます。なかには、マイナー・キーではあまり実用的

          【独自研究あり】究極のダイアトニック・コードまとめ!(私案)

          イヤー・トレーニングのすすめ(第1回)

          こんにちは。名古屋でジャズを演奏している吉岡直樹です。 音楽は聴覚による芸ですから、音を音楽的に聴き取る力(聴音)がとても大切です。しかし、これをどのようにトレーニングしたらよいか、ということについてはそれほど議論されていないように思いますし、それが大事だということ対して反対意見はないとしても、それがどのように有意義なのかという具体的な内容についてそれほど理解されていないような気がします。 私は、ジャズを聴き始めてから30年以上、楽器を始めてから約30年、不特定多数のお客

          イヤー・トレーニングのすすめ(第1回)

          【吉岡直樹のジャズ・ベース・レッスン:その2】「準備」の動きを学ぶ―メジャー・スケールとその3度の練習

          こんにちは。名古屋のジャズ・ベーシスト吉岡直樹です。 この楽器を演奏する方のお役に立てればということで始めたYouTubeのレッスン動画の5本目、6本目を公開しました。 第1回目以降の動画の内容は次のとおりです。 開放弦のテクニック 左手の形 左手の基礎づくり ポジション移動 メジャー・スケール メジャー・スケールの3度のインターバル なお、第3回目、第4回目の動画は、前回の記事からご覧いただけます。 表向きはスケール練習だが…今回アップした動画は、いずれ

          ¥980

          【吉岡直樹のジャズ・ベース・レッスン:その2】「準備」の動きを学ぶ―メジャー・スケールとその3度の練習

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          【ジャズハーモニー研究】ドミナント・セブンス・コードの機能を3つに分類した

          先日一緒に演奏したピアニストに、ブルースのトニック I7 やサブドミナント IV は、メジャー・コードの一種と考えてよいか否か、という見解を求められました。 ドミナント・セブンス・コードは、様々な和声的機能があり、テンションの種類も多く、結果として対応するスケールのバリエーションが多い(私は8つあると考えているけれどもそのうち実用的なものは6つ)ことも特徴です。したがって、場当たり的に解釈するのではなく、ある程度きちんと分類するほうが理解しやすいのではと考えます。 私は、

          【ジャズハーモニー研究】ドミナント・セブンス・コードの機能を3つに分類した

          【吉岡直樹のジャズ・ベース・レッスン:その1】左手の基礎とポジション移動

          こんにちは。 名古屋のジャズ・ベーシスト吉岡直樹です。 この楽器を演奏する方のお役に立てればということで始めたYouTubeのレッスン動画の3本目、4本目を公開しました。 第1回目以降の動画の内容は次のとおりです。 開放弦のテクニック 左手の形 左手の基礎づくり ポジション移動 なお、第1回目、第2回目の動画は、前回の記事からご覧いただけます。 左手の基礎づくりとポジション移動さて、次の動画2本では、運指の3つの基本テクニック、すなわち指の上げ下げ、移弦、そ

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          【吉岡直樹のジャズ・ベース・レッスン:その1】左手の基礎とポジション移動

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          【吉岡直樹のジャズ・ベース・レッスン:その0】はじめに

          こんにちは。 名古屋のジャズ・ベーシスト吉岡直樹です。 最近思うところがありまして、YouTubeに演奏やレッスンの動画をアップロードしていくことにしました。 このうち、レッスン動画の狙いとしては、この楽器を演奏している方、なにかのきっかけでこの楽器を演奏することになった方のお役に立てればという気持ちがあります。 レッスン動画のねらい特に私が日頃から気になっていることとして、この楽器を我流で学んでいる人が少なくないことです。何も、「私のレッスンを受けろ」といいたいわけ

          【吉岡直樹のジャズ・ベース・レッスン:その0】はじめに

          【ジャズのリズム:その4】崖っぷちに一人で立てるか

          ジャズのリズムについて少しずつ書いてきました。もちろん、文章で伝えることはとても難しい。私の表現力の拙さもあります。そして何よりも、私自身もまだまだ未熟ということもあります。だから、じゅうぶんうまく伝わらなかったり、思わぬ形で誤解されてしまったりすることもあるかもしれません。しかし、多少たりとも何らかの形で皆さんのお役に立てたとすれば嬉しいです。 さて、このシリーズも今回が最終回。気が向いたら続きを書くかもしれませんが、そのときは私が新たな境地に達したとき? そう信じたいで

          【ジャズのリズム:その4】崖っぷちに一人で立てるか

          【ジャズのリズム:その3】聴いて理解できることの大切さ

          ジャズに限らず、音楽は聴覚芸術です。もちろん、楽器の演奏技術が重要、セオリーの理解も大切なんですが、これらの土台になるのが「聴いて理解できること」です。つまり聴いてわからないことは理解できないんですね。 例えば、英語の習得。日本人の英語がネイティブに伝わらない理由は、英語には日本語にない発音の音がたくさんあること(子音にも母音にも)、加えて、英語のリズムが日本語のそれと大きく異なること(前者がアクセント・タイミング、後者がモーラ・タイミング)が大きいと思います。 ネイティ

          【ジャズのリズム:その3】聴いて理解できることの大切さ

          【ジャズのリズム:その2】クリアなサウンドとリズム

          ジャズのリズムについて考えるシリーズ、2回目です。 ビッグバンドでも小編成のコンボでも構いませんが、自分たちの演奏とジャズ史に残るような素晴らしい演奏とを比べたときに、何が異なるかできるだけ具体的に考えてリストアップすることは、今後の個人の技術向上やバンドアンサンブルを高めていく上でとても役に立ちます。 リズムに関していえば、主に次の3つのことがいえるのではないかと思います。 優れた演奏はサウンドがクリアですっきりしているが、自分たちの演奏はなんだかごちゃごちゃしていて

          【ジャズのリズム:その2】クリアなサウンドとリズム

          【ジャズのリズム:その1】テンポ・キープについて

          私の書いた中では、「メトロノームを使った練習法について」という記事の反応が比較的良かったので、ジャズのリズムについて少し考えてみたいと思います。対象読者は、いちおう主に頑張っている学生やアマチュアとしておきます。 第1回目として、テンポ・キープについて考えてみます。 皆さん、テンポ・キープ、できていますか。私はできていません(苦笑)。まあ、そんな私が書く文章なので気楽な気持ちで読みながら少し考えていただけたらと思います。 テンポ・キープは必要か1曲、あるいは何曲か、自分

          【ジャズのリズム:その1】テンポ・キープについて