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#27 「安かろう」は注意。「大好き」なモノを買おう

最近、洗顔料を変えた。
すると、みるみる効果を実感する。

もう10年ほど悩み続けた、吹出物が一切出なくなったのだ。


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生活習慣や食物、運動など…あらゆるモノに気を使ってきたが、なかなか消えなかった。

洗顔料も取っ替え引っ替えで自身に合うモノを探していた。

しかし、なかなか見つからない。それもそうだ。洗顔料も400~500円ほどのラインで探していたのだから。だからか、肌に合うモノがなく、吹き出物が出続けた。

なので、この度思い切ってこれまで購入してきたモノより1,000円も高いモノを購入した。

すると、試用開始から1度も吹出物が出なくなった。
もう10年、悩み続けたモノが忽然と姿を消したのだ。これほど嬉しいものはない。

これを受けて僕は思うのだ。

「『安かろう』は注意が必要だ」と。


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「安かろう悪かろう」は過去の言葉だと僕は思っている。

今の時代、調べれば簡単に答えがわかる時代。
だからこそ、「安くても良いもの」はたくさん存在しているのがわかる。

「ダイソー」「セリア」「キャンドゥ」などの100円均一ショップが展開している商品は価格の割には、なかなかに質がいい。

それは、生産個数が増えたり、ブランド力が高まることで需要供給率が高まっていたりすることで、価格を安いまま商品を販売できている。

とはいえ、それらが万人受けするかどうかはまた別の話だ。

特に、今回僕が感じたような洗顔料のような「人の肌」などの個人の特性や環境に左右されるモノは、周りが「いいよ」と言っていたとしても、それが自身に合っているのかなんてモノは試してみないとわからない。

逆に、価格が高い商品については、その分特殊な素材や製法、成分を要している場合が多い。そのため、安心して使えるケースが多い。

例えば、シャンプーがわかりやすい。

比較的安いモノだと、保湿する成分が少なく、髪どおりが悪くギシギシになることが多い。対照的に価格が高いものだと、たっぷりと保湿する成分が入っていたり、ボリューム感が出たり、と安いモノでは解決できない悩みをしっかりと対応してくれている。

だから、高い商品を買う場合はお財布との相談になるが、安い商品を買う場合は、自身の求める性能があるかどうかをしっかりと検討する必要がある。

惰性的に「安いから買っておこう」は後々「安かろう悪かろう」を生み出す原因となる。

かといって、高ければそれで良いというわけでもない。

似たような商品でも、ブランドのタグがついているだけで何倍にも価格が膨らんでいる可能性もあるからだ。


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ミニマリストしぶ氏の著書「手ぶらで生きる」にこんな記述がある。

究極的には「必要=好き」だと、僕は考えている。それも「ちょっと好き」ではなく「大大大好き」と思えるレベルの「好き」を大事にすること。
中途半端な「ちょっと好き」レベルで物を選んでいたら、心が完全に満たされることはないし、物欲も一生おさまらない。

結局、モノを購入するときは価格で選ぶのではなく「自身が求めるモノは何か」「好きになれるようなモノか」をしっかりと考えた上で購入するようにした方が良いのだろう。


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