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タイ🇹🇭 線路はあるが駅がない…3時間片道117円の列車で憧れのカフェへ

朝5:00。
もう起きている人と、まだ起きている人が、混在するタイ バンコク。

車だらけ🚘


私は前者であり、シャワーを浴びて身支度を整えて5:30にゲストハウスを出発した。


余談ではあるが、この2泊したゲストハウスでごんべえTシャツを紛失した。

このTシャツ😭

強烈な私のファンがいたとしか思えない。洗濯をしてベランダに干していたところ、なくなってしまっていた。
作ってくださった方々には、帰国したらお詫びしにいこう…。



さて、早朝から向かった先はパヤータイ駅。

パヤータイ駅🚉🇹🇭

この駅から出る、1日に1本しか走っていない列車に乗りシラチャを目指すためだ。


シラチャはパタヤの2つ前の駅。

30kmほどバンコク寄りにある。

なぜこのシラチャに行くのか。

それはあるカフェに行くため。
そのカフェの名前は【YOUR CURVE】

YOUR CURVEのInstagram


旅に行く前に彼女が
「タイに行ったら行ってほしいカフェがある!」
と言っていた。

数年前にInstagramでこのカフェを見つけて以来、そのカフェのファンらしく、ずっと行きたいと思っていたらしい。
私もそのカフェのInstagramを見て、その芸術的なドリンクの映像に惚れた。

美味しそうなんよ〜🥤


位置を調べてみると、バンコクから列車で約3時間。
そこから車で45分ほどの位置にあるtheローカル。
恐らく観光客はまず行かないだろう。


私も行くかどうかは直前までものすごく迷っていた。


ただバンコクからシラチャまでの列車が、なんと破格の27バーツ(117円)。
時間的にも次の予定まで余裕はかなりあったため、行くしかない!
そう思い立った次の日に早速出発した。



パヤータイ駅までは宿からバスで30分ほど。どのバスに乗ったら良いかも事前に調べていたため、パヤータイ駅周辺に着くまでは順調だった。

パヤータイ駅周辺でバスを降りたのが6:20くらい。
列車の出発は7:08だったため50分ほど余裕があった。

バスを降りた場所。
線路が通っているが、これは使われているのか…?


近くまで行くと上に列車が走っているのが見えた。
階段を上がり駅員さんにパタヤまで行きたい(シラチャの次の次がパタヤのためそういう方がわかりやすいと思った)と告げると、近くまで電車で行きそこからはバスに乗れという。


違う違う。
列車で最後まで行かないと、この値段にはならないのだ。


それを伝えて、時刻表のスクリーンショットを見せると、


ここじゃない。上に違う列車があるからそっちだよ。
とのこと。


いわゆる、JRかメトロか、という違いのよう。


言われた通りに連結しているJRの方へ向かった。


歩くこと5分。ようやく着いた駅員さんに同じようにパタヤまで行きたいと伝える。


するとすぐに
「ダウンステァ(下の階)」
と言われる。



下の階から来たんだけど…
と思いつつ、聞くともっと下だと言う。

ワクワクさせるじゃあねえか…



3階でその話をしていたので、1階のことかと思い、1階まで降りた。

そこはバスで降りた場所。
確かに線路はある。
しかし駅はない。
言われてみれば、この線路を通る列車がパタヤまで行きそうな気配はある。
しかし駅はない。

線路はある。犬もいる。駅はない。
主人の帰りを待っているのかなぁ…



うろちょろ探すこと10分。
いよいよ出発時間が近づいてくる。
背中が汗ばむ。これを逃したら、今日はもう行けない。
早歩きになる。
しかし駅はない。


そこで最初に駅の位置を聞いたメトロの駅員さんに再度頼ることに。
近くまで行き、目が合うと笑いながら出てきてくれた。
駅の場所を知りたい、と言うと
指を差しながらあそこだと言う。
その先には線路しかない。
線路じゃん、と言うと

「そこが駅だ」

と言う。



確かによーく見ると線路の脇で何人かが立っている。ホームといえばホーム?ぽい場所もある。

そこまで歩いていくと確かに時刻表が貼ってある?駅のようだった。

確かに時刻表ある!


ちなみにここは探している途中何度も目の前を通っていた。

ここが駅?
近くにいた男性に聞くと、そうだよ。
と答えてくれた。

ここだったのかーーー。
呆れる気持ちとほっと安心する気持ちが入り混じった感情。
出発時刻の15分前だった。
その男性と談話をしながら列車を待つこと15分。

き、きたぁ〜!!
駅っぽくなってる〜!!


時刻通りに到着した列車に乗り込んだ。

安定の90°シートだが3時間であれば余裕である。


あっという間にシラチャ駅に着いた。

たくさんお話ししてくれた大学生の男の子🇹🇭



後から知ったことだが、ここは企業が多くある区域らしく、日本の企業もたくさんあり、日本人がとても多く住んでいるらしい。

まさかのデカ日本語表示🇯🇵





まずは、無事到着できた。

次はここからどうやって30km離れたカフェに行くかである…。


後編へ…

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Naoki Nozawa
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