【宝泉寺】坐禅修行1日目🧘
2024年9月6日朝7時。
京都駅に昨夜新宿を出発した夜行バスが到着した。
そう私は、宝泉寺の坐禅修行に7日間参加するために、京都へ赴いた。
宝泉寺の坐禅修行入山時刻は15時〜15時50分と決められているため、8時間ほど時間がある。
宝泉寺坐禅修行の詳細はこちらから!↑
朝早いと特にすることもないため、暇つぶしに近くのエニタイムで汗を流して、それでも時間があったためゲストハウスlenへ。
元々興味があっていつか行きたいと思っていた場所。
宿泊はできないが、1階のカフェ&バーでモーニングをした。
その後はまだまだ時間があったため、4kmほど歩きながら街散策をして
途中駅の保津峡で降りて中々味わえない景色を堪能して
13時頃馬堀駅へ
まだまだ時間があったため、
町中華で炒飯を食べて腹を満たして
隣のカフェで食後のコーヒーを飲み
いざ宝泉寺へ。
寺の門をくぐると、まるで異世界に来たような感覚になった。
街の喧騒から離れて自然あふれる場所。
常住と呼ばれる長期で修行をしている方(修行中は基本的に和尚さんではなくて、常住さんが先頭に立ち、生活、行動を共にする)に部屋に案内していただいた。
ほぼ同タイミングで寺に入って来た同じ修行者の男性と共に、部屋で渡された分厚い書類に目を通す。
そこには
スケジュールや施設の使い方のほかに、
これからの修行の心構えや、修行・言葉の意味、仏教の大切な考え方などが記されていた。
これらを読むだけで背筋が伸び、気持ちが引き締まる思い。
しばらくすると、親子だと思うほどそっくりな2人が部屋に入ってきた。(後ほど聞いたら全くの他人だった(笑))
本日の入山者はこの4人らしい。
全員が揃うと先ほどの常住さんが、これからの説明をしてくださった。
そしてその後は早速ビデオを見て【食事の作法】を学ぶ。
ただ実は…
坐禅修行で初心者が最も苦労するのがこの食事といっても過言ではない。
ここまではほとんど他の修行者の方や和尚さんとは会わずに行程が進んでいったが、
ここから遂に全体に混ざり行動が始まる。
もうすでに他の修行者が禅を組んでいる
禅堂(坐禅をする部屋)に入り
全員に向かって自己紹介をする。
たかが
・どこから来たのか
・名前
を言うだけなのに
これが緊張するのだ。
薄暗く物音一つ立っていない禅堂の入り口に立ち、
坐禅に全集中している方々に向かって自己紹介。(これだけなのにちょっと噛んだ)
禅堂の入り方や着席の仕方にも作法があるため、注意をされながら自分の場所まで行った。
新人の自己紹介が終わると、すぐに禅堂をみんなで出て初の夜ご飯。
まさに【修行】の夜ご飯が始まった…
後編へ!