タイ🇹🇭 隣の席のおっちゃんから食べ物をもらいまくり旅 マレーシアまで16時間の列車🚃
2024年7月6日。
2週間ほどお世話になったタイを出発して向かった先はマレーシア🇲🇾。
タイとマレーシアの国境まではお馴染みタイ国鉄で移動することができる。
値段は少し高くて1600円🤏
(今までが安すぎただけ)
移動時間は16時間…!
(もうこれくらいの移動時間にも慣れてきたなぁ)
タイ国鉄は座席が硬く、背もたれは垂直。
隣の人との距離も近く、最初に乗ったときは2度と乗りたくないと思っていたが、その利便さにそれから10回はお世話になった。
しかし遂に今回が最後。
寂しいような気持ちと、もう乗らなくて済む嬉しさと、が入り混じった最後の移動。
しかしそれもスムーズにはいかない…。
駅には列車の出発時刻の1時間前に着いた。
いつも通り当日駅でチケットを購入しようと、チケットカウンターへ行くと…
まさかのsold out。
3時間後に出る列車でタイの南の方まで行き、列車を乗り換えてマレーシアへ行くことに。
(いつもうまくいかないな〜)
駅で時間を潰し、いざ乗車。
隣はこんなおっちゃん。
陽気なおっちゃんで、景色を撮ろうと窓にスマホを向けると、
「こっちこい!」と席を変わってくれる優しいおっちゃん。
すると出発してすぐに、おっちゃんが家から持ってきたであろうフルーツをパックごとぼくに差し出してきた。
大丈夫だよ!
と言ってもまったく引き下がる様子もないため、ありがたく丸々いただくことに。
ちょっとしなしなだけど、久しぶりのビタミンは身体に沁みるぅ。
しばらくすると良い景色も広がってきた。
フルーツを食べ終わるやいなや、なんと次はこんなお弁当をこれまた丸ごと差し出すおっちゃん。
へ??
「これいいの?」
「もちろんだ!」
とめちゃくちゃ嬉しそう。
もはや危険なものでも入っているのかと疑うほど。
それでも、隣で同じサイズのお弁当をほおばるおっちゃんの横でぼくもありがたくいただいた。
その後はみな長旅に向けて体力温存タイム。
ちょくちょく大きな声で食べ物を売りに来る人の声で起きるのにも慣れた。
誰も買わないよ〜
と思ったのも束の間。
となりのおっちゃんが買っていた。笑
俺にあげた分腹減っとるやないかーい!
って心の中でつっこんでたら、、、
まさかのそのまま隣のぼくのところへ…
ここらへんからもらうことにむしろ慣れてきた。
その後も、、、
帰省したときのおばあちゃんよりくれたと思う。
そんなこんなしてるうちに、外もすっかり暗くなり夜に。
寝て起きてを繰り返していると、辺りはだんだん明るくなってきた。
そして終点が近づいてくる。
ついにとうちゃーく!(ここから乗り換えてマレーシアを目指す🇲🇾)
長かったようであっという間だった16時間の旅も無事終了。
おっちゃんに腹を満たし続けてもらった16時間。
ただの善意で無償の愛で食べ物をくれ続けたおっちゃん。
本当にありがとうございました。
何回お礼を言っても足りないくらい、心も身体も満たされた。
今度は自分がそんな風に行動できると良いな。