モンゴル🇲🇳 餃子作り🥟から学んだこと
ツアー最終日は、相棒エバの実家のゲルに泊まらせてもらうことに。
奥さんと11歳の息子のエンクくんと3人で暮らしているらしい。
今日の夕飯はモンゴル版の餃子とのこと。
エバが「お前も手伝え〜」と言うので(奥さんは「やらなくていいよ」と言ってくれたが)一緒に作ることに。
中の具材は野菜のない、羊の肉🐏
包み方は小籠包のような感じ。
餃子というよりは小さい肉まんのようなイメージ。
奥さんと一緒に包み始める。
だが、モンゴル流の包み方を何度も教えてくれたが全く上手くできない。
そこで作戦変更。
「これが日本式の餃子だ!」
と慣れた包み方を逆にこちらが教えることに。笑
すると、珍しそうにそれを見つめて
「いいね〜」と言ってくれた。
ただ奥さんもその包み方にすることはなく、
モンゴル版と日本版が混ざり合う餃子のプレートが出来上がっていった。
その後蒸した餃子をみんなで食べる。
日本で食べる餃子よりも肉が多くて、生地が分厚いため10個くらいでお腹がいっぱいになった。
エバは20個くらい食べていた。
言葉はあまり通じなくても、みんなで食べるだけで、
味を、雰囲気をシェアしている気がして、より一層美味しく感じた。
その後は息子のエンクくんと、一緒に皿洗い。
皿洗いはエンクくんの担当らしく、慣れた手つきで行っていく。
ただ日本人がイメージするような皿洗いではない。
鍋の中に水を溜めて、その中でほとんど洗剤のついていないペタンコのスポンジを使い、皿をこすっていく。
本当に汚れ落ちてる…?
という私の不安をよそに、どんどん「洗って」いくエンクくん。
私はその「洗った」皿をキッチンペーパーのようなもので拭く担当。
洗剤もついていないため洗い流す必要もなく、どんどん机の上に皿を置いていく。
ペーパーで拭こうと皿を手に取ると、案の定油でベトベトだった。笑
その油を落とすように一生懸命私がお皿を綺麗に磨いていく。
見事な?連携プレーであっという間に「皿洗い」は終わった。
途中やり直しさせられている時間もあったが…笑
少し経って思い返してみると、この皿でご飯を頂いたわけだが、その後数日経っても体調には何の変化もなし。
少しくらい汚れていても、キュキュッと音が鳴るくらいピカピカにしなくても、なんてことはないだろう。
それよりも、乾燥地帯で水を大切にするモンゴル南部ならではの洗い方だったように思う。
洗剤も化学製品のため自然が豊かなこの土地には、それは似つかわしくない。
旅をしていると外国人から、
「日本人はキレイ好きだよね」
と言われることがある。
その言葉は一長一短であり、
悪くいうと気にしすぎなところがある。
よく医者が「除菌のしすぎで免疫が失われていってしまっている」と言っているインタビューを目にすることがあるが、キレイにしすぎるのも良くない。
シャワーは毎日浴びなくても良いし、
服だって同じものを2日連続で着ても大丈夫。
食器洗いだってやりすぎなくても、体調に変化はさほどない。
それよりも気にすることが、地球全体の問題としてあるのではないか。
当たり前の基準を少し下げることで、変わった見方でも物事を見られるようになる。
旅をし始めて2ヶ月半、一度も洗濯機は使わず服は手洗いの私。
※お金がないだけ
ちょっとは環境に良いことをしているのかも?
そんなことを考えながら、今日も昨日と同じ服を着る。
洗うのが面倒くさいだけではない……。
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