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障がいを持つ子どもに、変わってほしいと思ったら取り組むこと
障がいの有無に関わらず、親が子どもに対して「行動を直してほしい」と思ってしまうことは誰もが経験することではないでしょうか。
「ちゃんと〇〇しなさい」と強めの口調で叱っても、言うことを聞いてもらえないと腹立たしかったり悲しかったりと、親の方もモヤモヤしてしまいます。
子どもの理解力が育っていけば徐々に親の言うことを理解するようになり、やきもきするようなことは減ってくるのかもしれません。
しかし、もし子どもに知的障がいがあり理解力が育ちにくいのだとしたら、少し話が複雑なります。
成長の段階で親が言葉を尽くして説明したとしても、子どもがその内容を理解することが難しいからです。
子どもに行動を変えてほしくて子どもに伝えたとしても、子どもが理解できないこと・行動が変えることができないことに対して、私たち親はどのように対応していけばいいのでしょうか。
その答えは「子どもを変えようとする」のではなく「子どもの環境を変える」ことです。
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