高IQ者向けの検索ワード(3,4,5+おまけ)
◆注意:今回の記事のNo.5は、18歳以上推奨ですが、18歳未満の方が読んでも問題はないと思います(学術的ですので)。ただ、不快に感じる人もいるかもしれませんので、駄目だ!と思ったらすぐに読むのを中止してください。
ネット検索の登場により知識と思考力の価値バランスは変化しました。思考力の価値は増し続けています。一方、創造を建築に例えるならば知識は建材であり、とても大切な要素です。建材(知識)が手に入りやすくなった現代だからこそ、良い建材を仕入れることが差に繋がるかと思います。
検索すれば大抵の知識が手に入る現在、「何を検索するか」がとても重要です。「目利きの幸田屋」からお好みの建材を選んで各自良い建物を建てていただければ幸甚に存じます。
このnoteでは、一歩進んだ、変わった検索ワードをご紹介していきたいと考えています。本当は「検索ワード」自体が重要ですので、それだけでも良いかと思いました。しかし(独りで調べるより他人の感想があったほうが面白いよなぁ)と思いましたので、拙筆ながら添えております。読むだけでなくどんどん検索して知識を広げていただければ幸甚に存じます。
◆3.ウロス:Uros
ウロス(ウロス島)は天空の湖と呼ばれているチチカカ湖(ペルー・ボリビア)にある人工の浮島群です。チチカカ湖は標高3,810m、蒸気船が航行可能な世界最高所の湖、1630年頃インカ帝国時代にスペイン人侵略者から逃げてきた原住民が、原生するトトラと呼ばれる葦(あし)を編んで船を作って住み始めました。現在でもここに5,000人程度が住んでいるといわれています。
(著作権の関係で使える画像が限られますので)検索していただければわかると思いますが、大小様々な島が40ほどあり、その浮島で生活しています。学校、病院、売店、カフェ、ラジオ局などもあり、島から出ずとも生活が出来るようになっています。もちろん、それらはトトラで作られており、電力はソーラーパネルなどから供給していたりします。天空の城ラピュタのシータが「土から離れては生きられないのよ」と言っていたのを嘲笑うかのような天空の湖チチカカの人たちです。
島全体はぷかぷかと湖に浮いていて、ロープで流されないよう固定されています。そして浮力を失った島下部のトトラは朽ちていくので上部に新鮮なトトラを足していくことで浮き続けています。島全体が代謝することで浮き続ける。つまり生きている島なのです!
ちなみに彼らの住んでいる家は工期1年弱で耐久年数が5年しかありませんので大変です。こういった事情もありなかなか忙しく、勤勉を尊ぶ思想があるようです。あまりに目に余る怠け者は、家の土台を島から切り離されてしまうらしいです。マサニ島ナガシ!!!
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