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古本食堂

Audible26冊目読了(聴了)
今年、一番ハマった小説家、原田ひ香さんの作品。

神田の古本屋のオーナーが急逝する。
そこでオーナーの妹の珊瑚が帯広から上京して、兄の後を継いで
この古本屋のオーナーとなる。

以前からこのお店に寄っていた事がある、甥の娘の美希喜(みきき)がお店を手伝う事になるところから物語ははじまる。

私もたまに神田の古本屋は行くことがあるし、その界隈の美味しいお店もけっこう知っている方だ。

この小説は、物語の進行と同時に「その界隈の美味しいお店」が実名と推しの料理で堂々と登場する。

ボンディのカレー、池波正太郎が愛した揚子江菜館の上海式肉焼きそばなど、どれも詳細な表現で登場している。

原田ひ香さんの作品は何度も言うようだが、腹が減るwww


きっとこの本の聖地巡礼したら楽しいに違いない。

ちなみに個人としては出てくるお店の中で「笹巻けけぬき寿司」だけは行ったことがないので、近々に聖地巡礼してこようかと思う。


小説は進行とともに、珊瑚さんの帯広での出来事や美希喜(みきき)の大学での生活や就職活動などを絡めながら、亡くなったオーナーの最後がひもとかれていく。


ちなみに読んだ後に知ったのだが、この作品の後編が最近(2ヶ月ほど前)に発刊されたらしい。

さーて、読む前に聖地巡礼か読んだ後にするか悩むところではある。

5月からはじまったAudible生活も4ヶ月半で26冊。

まだまだ読みたい(聴きたい)作品が山ほどある。

いろんな意味で、今年は生活スタイルがすっかり変わった。
さて、27冊目は何を読もうか???

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