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家具配置のプロ技8選
インテリアを考えるとき、家具の配置は部屋の印象を大きく左右します。家具をどう配置するかで、空間にまとまりを与えたり、動線をスムーズにしたり、視覚的に広がりを持たせることができます。今回は、家具配置の基本と、誰でも実践できるコツをお伝えします。配置が難しいと感じる方にも役立つ、便利なおすすめアイテムもご紹介します!
1. フォーカスポイントを決めて配置の基準を作る
部屋の主役となるフォーカスポイント(焦点)をまず決めることが重要です。テレビ、暖炉、大きな窓、アートなどが一般的な選択肢です。フォーカスポイントを中心に家具を配置することで、部屋にまとまりが生まれます。
具体例: リビングならテレビや窓に向けてソファを配置し、その周囲にサイドテーブルやラグを置いて、視線が自然に集中するようにします。
おすすめアイテム: 「L字ソファ」や「コーナーソファ」はフォーカスポイントを囲む形で配置でき、統一感を出しやすいです。
2. バランスの取れた家具配置を意識する
大きい家具と小さい家具をバランス良く組み合わせて配置することで、部屋全体が偏らず調和の取れた空間になります。対角線上に重心を分散させると、視覚的に安定感が出ます。
具体例: 大型ソファの対面には、軽めのアームチェアやサイドチェアを配置し、反対側にランプや植物を置いてバランスを取ります。
おすすめアイテム: 「フロアランプ」や「オットマン」は高さやボリュームのバランスを取るのに効果的です。
3. 家具のグループ化で使いやすいレイアウトに
家具をバラバラに置くのではなく、機能ごとにグループ化して配置します。これにより、空間にリズム感が生まれ、視覚的なまとまりが生まれます。
具体例: ソファ、ラグ、ローテーブルを1つのセットとしてリビングの中心に配置し、その周囲に照明や観葉植物を置いてエリアを明確にします。
おすすめアイテム: 「大きめのエリアラグ」は、家具をまとめる効果があり、空間全体を整理しやすくなります。
4. 壁際に全ての家具を並べない
家具を全て壁際に配置すると、部屋が平面的になり、動きや奥行きが感じられなくなります。壁から離して配置することで、空間に立体感を持たせましょう。
具体例: ソファを壁から少し前に出し、その背面にコンソールテーブルを置いたり、ダイニングテーブルも壁際に置かずに中央に配置すると、動きのある空間が作れます。
おすすめアイテム: 壁際には「フローティングシェルフ」を設置すると、収納スペースを作りつつ、部屋の中央を有効活用できます。
賃貸でもつけられて、手軽に取り入れやすいフローティングシェルフ。浮いて見えるので空間がすっきりします⤵️
5. 高さを使ったレイヤリングで奥行きを演出する
低い家具と高い家具を組み合わせて配置することで、空間にリズムと奥行きが生まれます。視線を上下に動かすことで、立体感が強調されます。
具体例: ソファやローテーブルなど低い家具の近くに、背の高い観葉植物やフロアランプを置くことで、高さのコントラストを演出できます。
おすすめアイテム: 「観葉植物」や「トールフロアランプ」は、レイヤリング効果が高く、簡単に空間を活性化できます。
6. 適切なスケール感を意識する
部屋のサイズに対して家具の大きさが不適切だと、圧迫感が生じたり、逆に広がりすぎて落ち着かない空間になります。家具のスケール感を考えて選びましょう。
具体例: コンパクトな部屋には、コンパクトなソファやダイニングテーブルを選びます。一方、広い空間では、大きなラグやゆったりとしたソファを選ぶとバランスが取れます。
おすすめアイテム: 「モジュラーソファ」は、部屋のサイズに応じて自由にレイアウトを変更できるため、どんな空間にもフィットします。
無印良品のソファは、組み合わせてL字にしたり横長でも使用できて組み合わせ自在⤵️
7. 収納家具で空間を整える
整った空間には収納も重要です。物が散らからないように、収納家具をうまく配置することで、空間の秩序が保たれます。特に小さなスペースでは、収納家具が配置の要になります。
具体例: リビングにはキャビネットやサイドボードを置いて、雑多なものをすっきり収納。小物は収納バスケットなどにまとめて見た目を整理します。
おすすめアイテム: 「キャビネット」や「収納ボックス」は、見た目も整理でき、空間の広がりを保ちながら収納力を上げられる便利アイテムです。
8. ゾーニングで空間に機能を持たせる
広い部屋やワンルームなどでは、ゾーニングを意識することで部屋の機能が明確になり、生活がしやすくなります。ラグや照明、家具の配置で空間を自然に区切り、複数のエリアを作ります。
具体例: リビングとダイニングのエリアをラグで区切ったり、背の高いシェルフをパーティション代わりにして、視覚的にエリアを分けると効果的です。
おすすめアイテム: 「パーテーション」や「シェルフユニット」を使えば、簡単にゾーニングができ、空間に明確な役割を与えることができます。
ゾーニングするときは背面に板がないタイプを選ぶのがおすすめ。緩やかに区切れて空間が広く見えます。見せる収納が苦手な方にはカスタマイズしやすいタイプも⤵️
家具の配置は、インテリアデザインの基本ですが、いくつかのポイントを押さえるだけで空間がグッと使いやすく、居心地の良い場所になります。おすすめアイテムを取り入れながら、自分のスタイルに合った家具配置を楽しんでください。