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社内異動体験談: Zaimからトクバイへ

はじめに

みなさん、こんにちは!@naoki85です。
前回 note でブログを書いたのが約 1 年前のこちらの記事でした。

かつてZaimの一員だった私ですが、今では社名がくふう AI スタジオへと変わり、様々なプロダクトを手がけるようになりました。
そんな大きな変革の中、2023年10月にはトクバイという新しい部署へ異動しました。
ここに至るまでの半年間の経験を、皆さんに共有できればと思います。

Zaim とトクバイの簡単な紹介

Zaim とトクバイは、もともと別々の企業が運営する独立したプロダクトでした。
Zaimは個人のお金管理を支援する家計簿アプリ、トクバイはお得情報を提供し、日々のお買い物を便利にするサービスです。

異動を決めた背景

ふり返れば、2017年の10月にZaimへの入社してから早6年。
複数のプロダクトに関わる機会をいただき、自分自身の成長を促すためにも異動を選択しました。

今はトクバイでWebデベロッパーを務めており、この記事では主にWeb開発の観点での体験をお届けします。

異動までの期間

異動の通達があってから、約 2 ヶ月間引き継ぎ期間、および異動先の情報収集を実施しました。
とはいえ、会社内での異動になるため、必要に応じて Zaim 側のミーティングなどにも出席しておりました。

技術スタックの変化

以下に、Zaimとトクバイでの技術スタックを比較します。

Zaimとトクバイの技術スタック

どちらのプラットフォームも核とするテクノロジーには大きな違いはありませんが、それぞれに特色があります。例えば、トクバイはほとんどのサービスがRuby on Railsで構築されております。

チーム編成と開発の流れ

開発チームの大きさは、トクバイとZaimで2:1の比率ですが、どちらも小さな単位でフットワークの軽いチームで構成されています。
アジャイル開発の原則に従いながらも、独自の開発フローを形成しています。

とくにトクバイの方では Github イシューベースでタスク管理が行われるのに対し、 Zaim は非エンジニアも含めたタスク管理ツールを主に利用しております。

異動してから新たに学んだ点、苦労した点

異動後は主にトクバイの Web サービスの開発に関わっております。
くふう AI スタジオではデータの利活用が進んでおりますが、トクバイではディレクターチームを中心にキャンペーンの計画、効果測定をしております。
私は以前、データ利活用の部署にはいたものの、 Web の機能に関する効果測定はあまり関わってこなかったため、新たな学びを得ながら作業をしております。

開発においては、これまで接点のなかったAPI、ライブラリ、サービスという新しい技術的な発見を感じています。「こんな素晴らしいツールがあったなんて!」という発見があり、アプリケーションの構築や拡張において、私の技術的な視野を劇的に広げてくれました。

一方で苦労した点としては、トクバイと Zaim でビジネスモデルが異なるため、重要視しているロジックが異なります。
ビジネスの核心を理解しようとする取り組みは現在も続けられており、「学びの途上」という実感が常にあります。

また、トクバイの方が関わる部署、人数が多いため、それぞれのステークホルダーとの調整が必要不可欠です。
異動がもたらした複数部門間のコミュニケーションは、時に複雑でありながらも、チームワークにおいて重要な点と考えているため、日々試行錯誤を繰り返しております。

トクバイの課題と私の見解

開発基盤チームやインフラチームの尽力もあり、 Ruby やライブラリのアップデート、クラウドリソースの効率利用は進んでおります。
一方で、長期間運用されてきたサービスのため複雑性が増しています。

この複雑性により、調査やテストに想定以上の時間を取られております。
アプリケーション内部の仕様の整理、アーキテクチャの見直しを行い、より迅速な開発が可能な体制にすることが急務かと考えております。

さいごに

異動して半年が経とうとしていますが、改善の道はまだ始まったばかりです。いくつか手をつけたい分野がありますが、さしあたっては日々の保守運用が先決です。

私たちのチームには多くのプロダクトを経験したいという人材が集っています。そんな多様なチャレンジを求める方々にとってこの環境は理想的です。ご興味があれば、ぜひ私たちの他のブログ記事やコンテンツもチェックしてみてください!

くふうAIスタジオでは、採用活動を行っています。


当社は「AX で 暮らしに ひらめきを」をビジョンに、2023年7月に設立されました。
(AX=AI eXperience(UI/UX における AI/AX)とAI Transformation(DX におけるAX)の意味を持つ当社が唱えた造語) くふうカンパニーグループのサービスの企画開発運用を主な事業とし、非エンジニアさえも当たり前にAIを使いこなせるよう、積極的なAI利活用を推進しています。
(サービスの一例:累計DL数1,000万以上の家計簿アプリ「Zaim」、月間利用者数1,600万人のチラシアプリ「トクバイ」等) AXを活用した未来を一緒に作っていく仲間を募集中です。 ご興味がございましたら、以下からカジュアル面談のお申込みやご応募等お気軽にお問合せください。



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