腰部の神経(3日目)
今日は腰部の神経についてです。今まで腰の神経など治療する上であまり考えていませんでした。しかし、痛みの原因にもなりやすいためしっかり痛みを考える上ではすごく大切になります。
脊髄神経前枝:下肢を支配 脊髄神経後枝:内側枝は多裂筋、椎間関節を支配しています
脊髄神経後枝;外側枝は脊柱起立筋を貫いて皮神経までいきます
腰痛を引き起こす神経は脊髄神経の後枝です。
最近はよく上殿皮神経などよく聞きますよね。
上殿皮神経は腰方形筋を貫いているため、腰方形筋の過緊張によって臀部の痛みや痺れなどが出やすくなります。
中殿皮神経は多裂筋、脊柱起立筋を貫いているため、上記の筋の緊張が高いことで痛みや痺れが生じてきます。
皮神経の評価は何をするか?
皮膚を寄せて弛ませて痛みが軽減するか評価していきます。
これを知ることで痛みの治療の幅が広がりますね。
私は触診する上で皮膚、筋膜、表層の筋、深層の筋肉などを分けて評価しています。ただ触るだけではなく深さを意識して見ると面白いですよ!!!