心の病と寝れない夜
この記事は、現在心の病を患っている方が、これを読んでほんの少しでも心が軽くなっていただければという思いを込めて執筆いたしました。
現在症状と向き合っているあなたへ
今、心の病を患い苦しんでいる方。本当に辛いと思います。その辛さは良くわかります。ですが、それが一生続くなんてことは無いと思うのです。ほんの少しづつですが、あなたの症状は薄れていきます。今は、そんなはずが無い、もう何ヶ月もしんどいままだ、という人もいずれ必ず、あなたなりの病と上手く付き合う方法を見つけることができます。今はまだその方法を知らないだけで急に症状が出たから、心と体がびっくりしてるのだと思います。
「未来は明るい」「止まない雨はない」苦しんでいるあなたの症状を知らない状態で、こんな無責任で、軽はずみな言葉を送るのは、大変失礼なことですが、どうかこの言葉を忘れずに日々生活していただきたいと心から思っています。
私は、自律神経失調症を患いました
私自身半年間まともに眠ることが出来ず、本当に辛く長い夜を過ごしていました。そのため、寝れないということが地獄のように辛いことや、夜が永久なのではないのか?という体感をしてきましたので、現在苦しんでいる方の辛さが身にしみて感じます。そんな私は実は、完全に自律神経失調症を克服したわけではありません。現在でも条件が揃えば、症状が見られる時があります。ですが当時と比べると、ベッドや、夜「眠る」ということに対しての恐怖心や、睡眠時の症状はほとんど見られなくなりました。
最後に私がどのように症状を克服していったのかを書いているので、参考程度に読んでいただければと思います。私は精神的な病の克服方法の答えはその人、個人個人異なると私は理解しています。ですので、私が克服できた内容でも、それが全員に当てはまるかというとそうではないと思います。そのため、自分なりの症状改善方法を見つけ、無理せずに挑戦してみる。この答えを見つけることができれば、絶対に病は薄れていきます。
現在、心の病に苦しんでいる方。本当に大変だと思います。ですが、心の病は誰でもなり得るのです、決してあなたが弱かったからではありません。
誰かを宝くじに当てさす「良い神様」もいるように。誰かを苦しめたいと言った「悪い神様」もいるようです。なので、患ったとしても、決して自分を責めないでください。それだけは、約束です。
本当に寝れないんです
寝れない、寝れない、寝れない。どれだけ体が疲れていても関係なく、寝ることができない。そんな夜を約半年間過ごしました。当時の夜は本当に地獄で、毎晩ベットに入るのが怖く「あー今日も長くて辛い夜を過ごすのか」と考えながら入っていました。それは一体なぜなのか、その理由を一つずつ説明していきたいと思います。
体を纏う熱体感
体を横にし、目を瞑るとたちまちあいつが襲い、目を開けている時はこないのに、寝ようとするといつもこれだ。
その正体は「熱体感」。体温がみるみる上がっていく。その体温の上がり方が実に不快で、背中をなぞるように「ゾワゾワ!」っと体を熱が覆っていく。それは、足から始まり徐々にお尻、腰へと上がり、背中に来ると一気にスピードアップし、私の足先から、頭部まで全てを熱を帯びたゾワゾワ感に襲われる。この最悪な魔物が10分に一度のペースで私を襲い、睡眠などままならない状態となる。
そうです、寝れない理由まず一つ目が体を熱が襲います。どんなに、部屋を冷やしたり、熱冷シートを貼っても体の内側から尋常ではないほどの、気色の悪い熱が放出され、それを体が覆っていきます。自律神経失調症の症状で、体の火照りが見られ、日中私を襲います。それも辛いのですが、夜はその火照りの何倍にも強く気色の悪い熱体感(火照り)が症状として現れていました。
鳴り止まない動悸
次に苦しめられたのは「動悸」で、それも通常の動悸ではなく、とても激しい、まるで50m走を戦力疾走したかのような動悸を常に感じるのです。
「ドクン、ドクン、ドクン」この音が体内を鳴り響き、体が興奮しているのがすぐにわかります。これは決して寝る前に激し運動をした訳ではありません。寝ようと横になり、目を瞑ると急に動悸が激しくなり、強大な音が常に聞こえるのです。
この音が自身の恐怖心を煽り、寝ることに対して、さらに不安になっていく。その不安から、ネガティブにたくさんのことを考え、考え、考え、さらに不安になっていく。このように激しい動悸から始まり、脳内を不安でいっぱいにさせるのです。
最後に
他にも症状として、呼吸のしずらさ、大量の汗、落ち着けない。などが私には見られていました。心の病を患ったことの無い方には「睡眠」という行為を無意識に行い、それができないなんで考えもしないと思います。患っていない人は「目を瞑れば」寝れますよね。ですが、それができない日が突然やってくるのです、長い長い苦し夜を送るい日々が本当に突然やってきます。
これから私は自身の体験からこのような記事を書いていこうと思います。この記事で、心が数グラム軽くなった、と思っていただければ私は記事の記事はそれでやっと価値が出ると思っています。当事者に届かなければ、この記事は無価値です。何の意味もありません。どうか、この記事が苦しんでいる方に届くことを願っています。
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