社会人大学に入ってみました!「50代からのゆるチャレ」
こんにちは
「50代からのゆるーくチャレンジ」をテーマに活動していますなおすけです。
今日は「社会人大学は人生を変えるか」というテーマで考えたいと思います。
ところで最近は、リスキリングや学び直しという言葉をよく聞くようになりましたね。
時代が大きく変わってきているということと人生100年時代というテーマの中で
語られることが多くなっていると思います。
しかし、いきなり、リスキリングや学び直しだと言われても戸惑っている人も多いのではないでしょうか。
特に40代、50代の人は会社にキャリアを委ねてこれまできたという側面があり、
なかなかこれからのキャリアを考えることが難しいと思います。
私も間違いなく、その一人です。
そんな社会人が学び直しを考える時の1つの候補に社会人に大学があると思います。
「学ぶ」=「学校」、社会人だから社会人大学だというと何となく、安直な思考に思えます。
しかし、それ以外にも社会人大学の魅力はあるのではないかと思いましたので
私の経験を書いてみたいと思います。
●なぜ、社会人大学に入学したのか
私は企業の人事部門で働いており、今後の仕事の役に立つ知識を得たいということで社会人大学の心理学コースを探していました。(まさにリスキリングです)
予定していた大学には入学願書を取りに行ったり、教授から直接話を聞いたりして、まあまあ真剣でした。
しかし、入学願書を提出する直前にふと「これって本当に正しいのかな?」と考えるようになりました。
確かに企業に勤めながら大学に行くことのメリットがいろいろあると思います。(なんかかっこいいですし、箔がつくような気がしました)
ただ、50代になって今更、また仕事のために勉強することが本当に重要なのか、
「限られた時間とお金をかける価値があるのか」と自問自答を繰り返しました。
悩んだ結果、結局、想定していた社会人大学ぼ入学はやめることにしました。
ちょうどそんな時期にGoogleで大学の検索をしていたため、いろんな大学の広告が流れるようになっていました。
その中の1つに京都芸術大学(通信制)の広告があったのです。
「芸術大学・・って何をするんだろう、しかも通信で・・」とその記事を読んだときは思いました。
その疑問と同時に何か面白そうだ!とも感じていました。
そうです。もう仕事のための人生をやめようと心の声が叫んでいたのです。
私は奈良で生まれたこともあり、昔から考古学や文化財が好きでした。
日常的に文化財を見たり、触れる機会がたくさんありました。
そうだ、「もう一回仕事と関係のないことをやってみたい」、そう思ったのが京都芸術大学(通信制)に入学するきっかけでした。
●なぜ、京都芸術大学(通信制)に入学したのか
京都芸術大学は通学制と通信制の両方があり、通信制は若者から高齢者まで幅広い層に門戸を開いています。
私が入学したのは芸術教養学科というところで芸術やデザインを幅広く学ぶことができます。
通信制ではその他にも、陶芸や絵画、ランドスケープデザイン、イラスト、漫画コースなどもありますので
自分のやりたいものがあれば楽しい大学だと思います。
私が芸術教養学科を選択した理由は「芸術やデザインは一部の専門家やアーティストのためのものではなく、私たち自身の生活の中に取り入れよう」という考え方に共感したからでした。
今、社会人の中でもデザイン思考という考え方が取り入れられています。これはこれまでの時代のようにロジカルシンキングで
過去の方程式に沿って考えても答えが出しにくい時代になっており、そこにアートやデザインの考え方を取り入れる風潮があります。
芸術を学びながら、ひょっとしたら仕事にも役立つのではないかという下心もありました。(そこが50代の吹っ切れなさなのかもしれません)
●結論
京都芸大での結果については別の項で記載しますが、社会人で大学(通信制)へ入学するということは十分人生を変えるきっかけになると思います。
私の場合、なんでもかんでも会社のためという呪縛から解放されました。
世の中にはこんな選択肢もあるんだということを体感できました。
50代になってくると定年後の人生などを考える時にどうしてもこれまでの延長線上でしか考えることができないと思います。
そんな時に会社や仕事と全く異なる場所やコミュニティがあることは精神的にも楽になり、人生を楽しむ原動力になると思います。
ぜひ社会人大学の扉を開けてみてはどうでしょうか?
ちなみに社会人が大学生になる大きなメリットとしては、学割があります。
私はあまり勉強はしませんでしたが、この学割の恩恵はたっぷり受けました。Apple製品が2〜3万円安く買えますし美術館が学生料金で入れます。
まあ、料金のお得度よりも一瞬、学生になれるのはとても気分がいいですよ。
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