フランスで野良猫を保護して看病、そして看取った話

こんにちは。

先月、愛猫モミジをフランス郊外の自宅で看取りました。
先週の日曜日が最初の月命日でしたが、私は自身の予想を裏切ることなく(?)かなりのひどい喪失状態に陥っており、寝食も儘ならぬ状態でおりましたため、ご報告することができずにいました。
保護して5年と2月ちょっと、もっと一緒にいたいと思っていました。
私が一番辛い時期に、そばにいて心の支えになってくれた、
かけがえのない可愛い猫息子です。

世の中には闘病記をオンタイムで書く方がおられ、私も以前は好きなエッセイストの愛猫闘病記をリアルタイムで毎日のように読んでいた時期があり、その方は感情から猫ちゃんの状態をとても細かく観察し、表現しておられ、勇気があってすごいなぁと心底感心するとともに、私にはできない・・・・と尊敬の念を抱いていました。
私も、モミ(モミと読んでいたので以下そう記します)の治療についてのあれやこれやを綴りたかったのですが、看病していた当時は看病疲れも激しく、不眠やストレス、自分のこととモミの体調管理のことで頭がいっぱいでそれを文章にするなどという気持ちの余裕は全く持てませんでした。
闘病は、ほぼ4年弱。本当に頑張ってくれましたし、私も一緒に伴走させてもらい、数え切れないほどの思い出や感情、学び、喜び、悲しみを一緒に潜り抜けました。この子は単なる猫ではなく、私にとっては一つのキャラクターを持つ、人生の酸いも苦いもかみ分けた、かっこいいムッシューのようで、今を生きることにかけては彼が私のマスターでした。

モミが他界したのは12月の18日で、クリスマス直前の日曜日。
ちょうど私も予定もなくて在宅しているつもりでいましたし、
クリスマス休暇の最初の時で、この2週間をどうやって一緒に過ごすか、
ゆっくりしようと考えていた矢先のことでした。

どんなプロセスを辿ったのかについては、またゆっくり書きたいと思います。

今はまだまだ悲しくて辛くて胸ががらんどうで、痛くて、ちょっとしたスキに涙がボロボロこぼれてしまいます。

ただ、彼が残してくれたものをどこかに記したいという思いはずっと胸にありましたので、マイペースですが少しずつこちらに上げていけたらいいなと思っております。
よければフォローして、また覗きにきてみてください。

もしもいま、闘病中の動物の看病をされていたり、ロスなどで辛い最中の方の苦しみが少しでも軽くなりますように。

読んでくださりありがとうございました。


#保護猫 #猫を看取る #ペットロス #モミジモナムール #フランスで猫と暮らす

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