引き寄せの力を使うべき人と、そうでない人の違いとは?
最近では成功するために多くの人が「起きたらいいな」と思っている成功法則がありますそれが「引き寄せの法則」ではないでしょうか?
強く念じることで、人や物お金、権力、様々な願望や願望を達成させるためのチャンスが訪れると言うものです。
もともとスピリチュアル業界の用語ですが、今では成功したいと思う人たちが学ぶ要素になっているかと思います。
この引き寄せの法則が、本当かどうかは今回のテーマと関係ありません、ただし、もしこの引き寄せの力が実際にあるものだとしたら・・・
high-performanceの領域では、引き寄せの力を使うべき人と、まだ使うべきではない人が明確に分かれています。
今回はその話です。
結論から申し上げると、
引き寄せの力を使うべき人→価値サイクルに入り、「今」に生きている人
引き寄せの力を使うべきではない人→目標達成が第一優先の人
となります。
価値サイクルに入り、「今」に生きている人は
引き寄せの力、と言うものを使ったとしても、叶ったことに一喜一憂するのではなく、あくまで自分の価値ある行動にフォーカスすることができるからです。
例えば、年収10,000,000円を達成したいとして、それを強く願って実際に達成したとしても、それが最終的な目標やゴールではないので、
自分自身の成長を過信することもなく、傲慢になることもあまり考えられないでしょう。
また、自分が好きな事を継続することで得た結果であり、これが達成されても達成しなくても、今というこの瞬間を楽しんで生きることができている人の為、
その後のパフォーマンスに変わりは生まれませんし、
むしろ年収10,000,000円が、通過点に過ぎないため、その後も、豊かになり続けることができる可能性が高まります。
このステージにいる人は、お金に対する執着はそれほど大きくありません。ただし願望を持つことで、より多くの人たちのために、自分の力を使うことができるため、引き寄せの力によって成長と貢献の機会を得ることができることと思います。
目標達成が第一優先の人は
まだ自分自身が「たまらなく価値を感じる行動を継続して行うこと=価値サイクル」に入っていない人です。
この段階では、引き寄せの力を使ってたとえ願いが叶ったとしても、願いが叶った直後には、どこか満たされない感じがするので、「今」に満足がいかない状態になりかねません。
そして得られたその結果が偶然によるものだ、と感じているため、次に何をしたら良いのか、そしてその次は何を求めたらいいのか、と言う、慢性的な不安や欠乏感を感じてしまうかもしれません。
なぜなら、再現性のないものであり、一瞬の幸せを求めた願望実現だからです。
願いを叶えることが第一優先となってしまうので、先程のお話で言えば、年収10,000,000円を達成した後に、次は30,000,000円次は1億円、と常に結果を求めることを第一優先に考えてしまい人生の充足感を味わえなくなってしまいます。
年収10,000,000円を達成、はその瞬間でしか幸せを感じることができないからです。そして人達成してしまうと、2度目は同じレベルの幸福感を感じることができないからです。
また、もしかしたら努力をせずとも願いが叶うと言うことを考えてしまい、その後の苦痛を極端に避けてしまうような思考や感情が強くなってしまったり、最悪の場合、現実を変える行動を起こす事を諦めて、価値サイクルに入っている人を批判したり、常に周りに対して何かを求めるような「クレクレさん」になってしまう可能性もあります。
最後に
では、この目標達成が第一優先の人たちは引き寄せの力を使って幸せになれないのかと言うと、そうでもありません.
引き寄せるものを、ゴールや目標、達成できるもの、完了するもの、結果、地位やポジション、などではなく、価値サイクルに入るための行動、継続できるもの、毎日できること、「今」にフォーカスするために必要なこと、とすれば良いのです。
つまり、大きくて偉大なことではなく、日常を豊かにするための願望や価値を引き寄せるように願うことです。
私の場合はそれが、「コンテンツクリエイション(情報価値の創造)」や「エナジャイズ(活力を生む・与える)」になります。
プロのスポーツ選手であれば、飛ぶこと、走ること、投げること、表現すること、となるかもしれませんし、
コーチ・カウンセラーであれば、相手の可能性を引き出すこと、相手の価値を言語化してあげること、励ますこと、勇気づけること、癒すこと、認めること、なのかもしれません。
このように毎日できて、そこから幸せを感じる、そういった行動を実現するために必要なことを願うことが、一見とても些細なことで、人生の大変革につながるようなことには感じられないかもしれませんが、
充実した人生と、高いパフォーマンスを保つための秘訣です。
今回はここまでとします。それではまた!
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