【No rain, no rainbow】

【No rain, no rainbow】

2度の流産、2度の乳がんを乗り越え、
そして現在、骨に転移したガンと戦っている
講演家Kさんのインタビューです。

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Kさん:
私の人生は
小さい頃から27歳まで
何から何まで上手くいくこと
ばかりの人生でした。

挑戦したことは、
一通り結果が出たり、
周りから賞賛されたり、

だから、周りを見て
「なんで皆んなやりたいことに挑戦しないの?」
「やったら絶対上手くいくのになー」
と思っていたんです。

でも結婚した頃から
そんな人生に変化が起きました。

当たり前に子供ができる、
当たり前にお母さんになれると
思っていたのに、できず、
不妊治療に苦しみました。

子供が欲しいという夢は叶わない?
という現実を突きつけられて、
とても苦しみました。

そんな中、
「2人で生きていく人生もありだよね」
と伝えてくれた
主人の言葉に救われました。

でも、それでも母になる夢が諦めきれず
治療を続けたんです。

すると、34歳の時についに妊娠したんです。
・・・でも残念ながらその子は流産となりました。

それが2回繰り返されたんです。

その時、はじめて、
「人生って、何でも上手くいくと
思っていたけど、そうじゃないことがある」
ということを感じたんです。

ただ両親の教育もあって、
とてもポジティブな私は
なんとか立ち直ることができました。
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持ち前の明るさとお人柄の良さで
順風満帆だったKさんの人生に
どうにもならない試練が訪れました。

我が家のように子供がいる家庭では、
子は居て当たり前ということが
あるかもしれませんが、
それはとてもありがたいことかもしれません。

そして、Kさんへの試練は
続くのです。

2回目の流産の半年後、
やっと傷が癒えてきて
「夫婦2人で生きていこう」と
主人と話していた矢先に、
今度は「乳がん」が発覚したのです。

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Kさん:
「なんで次から次に、
苦しい思いをしなければいけないの?」
と何度も何度も思いました。

そんな中、両親と主人が
たくさんの言葉をかけてくれたことが
本当に心の支えでした。

私のガンが発覚した時に、
「絶対に乗り越えるから、
大丈夫よ!!大丈夫だからね!!」
と母は電話越しに
励まし続けてくれました。

主人も「一緒に乗り越えよう!!」
とずっと言ってくれました。

家族の力、言葉の力って大きいなと
改めて感じた瞬間。
家族の土台があったからこそ、
辛かったことも乗り越えられました。
〜〜〜〜

さらに現在、Kさんは
2度目の乳がんを乗り越えるも
骨に転移していたことが判明し、
また新たな試練に立ち向かっています。

そんなKさんの目標は、
「大好きなゴルフを復活すること」。

目標を誰かに公表すると
叶いやすくなるという「言葉の魔法」がありますが、

Kさんは言葉の大切さを
自ら体現しながら、
講演やSNSを通じて、
多くの人に届けています。

Kさんならきっとできる、
と僕も信じています。

ここで「言葉の大切さ」について
Kさんの記憶にあった
5歳の時の、お母さんとの会話をご紹介します。

〜〜〜〜​
母:
ねえねえ、まゆちゃん
(5歳のKさん:なーに?)

母:
まゆちゃんの言葉を一番聞いている人ってだーれだ??
(5歳のKさん:お母さんかなー?)

母:
そう思うでしょ?
お母さんも、もちろん聞いているよー。
でもね。よく見てね。

こうやって、口と耳って近いでしょ?

実はね。

まゆちゃんの言葉を一番聞いているのは、
まゆちゃんなんだよ!

だからね、耳と心が喜ぶ言葉を使おうね!
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Kさんの明るさや
人柄の素晴らしさは
お母さんを含めての
家族の言葉かけの影響だと
実感しました。

そんなKさんは、
病と闘いながらも
周りを明るく照らしているそうです。

〜〜〜〜
「他の患者さんは、訪問リハビリを通して、
少しでも痛みが和らいで
元気になってもらえればという
気持ちで通っています。

でも、Kさんの場合は、毎週毎週
私の方が元気をもらったり
前向きな気持ちになりました」
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これはKさんをケアする
理学療法士さんの言葉です。

Kさんはこれからもきっと
家族からもらった愛で、
たくさんの人を笑顔にする毎日を
送っていくのだろうと思いました。

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