【親とはいえ、人間だもの】
【親とはいえ、人間だもの】
会社経営をしているYさん(女性)、
10歳の時に両親が離婚、
母親との生活がはじまりました。
両親の離婚は
父が別の女性と一緒になったのが理由でしたが、
父親はその女性と結婚するも離婚。
バツ2で現在は独身なのだそうです。
一方お母さんもお付き合いしている人が
10年おきくらいに変わっている状態。
弟さんも結婚し子供を持つも20年経って離婚。
なのでYさんご自身は、結婚について、
とてもドライに考えている、と言います。
〜〜〜
Yさん:
「愛とは永遠ではない」というのが
家族で分かったことですねww
結婚に対してはドライになり、
あまり興味が持てません。
〜〜〜
Yさんはお付き合いしていた
男性から結婚についてのアプローチがあったものの、
両親や姉弟のパートナーシップをみているため
結局結婚に対しては、一歩踏み出せないということでした。
一般的に見るとそんなYさんは、
少しさびしい?人に見えるかもしれません。
ところがです。
Yさんは現在ビジネスで多くの人と関わり
彼らから仕事だけでなく人間的に愛されている
とても人望の厚い女性。
Yさんが今、多くの仲間を持つ理由は、
家族観の変化によるものなのかもしれません。
〜〜〜
Yさん:
両親の離婚は父の浮気が原因、
だから子供の頃は、父を責めていた。
でも、大人になって
「あれ、母親の性格にも原因あるんじゃない?」
と気づいたんです。
大人の事情が分かってきて、
そういうことかと理解できました。
母親にも直さないと
いけないところがあったんだと。
一般的な家族に比べたら、
複雑だと思いますよ。
ウチの家族は。
でも、最近思うのは、
私が子供の頃、つまり30年くらい前、
地方都市で離婚が一般的ではなかった頃は、
クラスで離婚する人もいなかったから
疎外感もあって、
すごく嫌な気持ちでした。
ただ逆に、
結婚生活が続いても
親の介護や、子育てやらで
仲良さそうだけど、
根はわからない家族や、
しがらみがあって窮屈な家族ってありますよね。
我が家はドライで一家離散ではあるけど、
わりと依存的ではなくて、
支配的だったりもないので、
そこは今はプラスにとらえています。
子供の頃は、
やっぱり理想の家族像
みたいなものがあって、
お父さんとお母さんが
一緒に居て「一家団欒いいな」
という気持ちが強かったけど、
これはこれで1つの家族カタチなのかなって思います。
〜〜〜
祖母の死をきっかけに
Yさんの4人家族は再び集まり、
時折顔を合わせる機会もあるそうです。
深く関わることは無いものの、
心では、相手に幸せになってほしいと
願っているのではないかと
Yさんの表情をみて家族の様子を思い浮かべました。
〜〜〜
僕:
Yさんにとって家族ってなんですか?
Yさん:
今は姉弟で会社を経営していますが、
家族って難しいですよ。
身内だからこそ衝突することもあれば、
身内だからこそ説明がいらなくて、
話がスムーズに進む時があるんです。
他人だと気を使うところも
姉弟だとすんなり話せる。
だからこそケンカにもなります。
私は家族関係が希薄な方だけど、
割り切れない関係、というのはとても思います。
他人だと距離を置けば済むけど、
そうはいかない、、
だから「学びの対象」かなって
思います。
〜〜〜
Yさんは、子供の頃に、
両親に対して、家族に対して、
劣等感、孤独感、疎外感を
感じて育った。
でも、Yさんは大人になり、
ビジネスを起業し、
経営者としてたくさんの人と
関わる中で、
自分の家族も、1つのカタチとしてありなのかなと
思うようになったのです。
Yさんが最後に言ってくれました。
〜〜〜
Yさん:
家族観は変わるんですよ
私は、理想の家族を追い求めていた。
でも、それはウチに当てはまらなかっただけ。
「親とはいえ、人間だもの」
そう思った時から、なんだか気が楽になりました。
〜〜〜
家族に対して、たくさんの感情を持って生きてきた
Yさんだからこそ、その言葉の大きさを感じられると
思いました。
☟☟
【取材人数】残り888名!!
ご自身の「家族とは?」をシェアしてくださる方、募集中です!
お時間たったの15分!! ご興味あるかたは「取材OK」など入れてくださいね↓
#1000人に聞いた家族って何 #本を書きます #取材させてください #なおひろと家族