【12年待ったんだよー!】

奥様との第一子のご懐妊がわかった
Iさん(男性30代)に
取材をさせていただいたときのことです。

一つの生命の誕生は
たくさんのドラマの上に成り立っている
と感じる取材でした。

〜〜〜〜〜
僕:
お子さんが生まれて、
家族の関係がどう変わると思いますか?
心配や不安は??

Iさん:
もう一人家族のメンバーが増えるんだから、
より幸せになりますよね。それはもう確実に。

もう、楽しみでしかありません。

いっぱい夜泣きしていいよ。
いっぱい振り回していいよ。
と思っています。

僕:
ハハハッ!いいお父さん。

Iさん:
あと「走れる身体」は
作っておきたいなと
思ってますね。

僕:
走れる身体?

Iさん:
ほら、幼稚園の運動会で
親子リレーみたいなあるじゃないですか(笑)
かっこ悪いところ見せたくないんで(笑)
心配といえばそのくらいですね。

僕:
そういうことか(笑)
いやぁ、Iさんみたいなパパいいなー。

Iさん;
ウチも色々とあったんです。

実は父が結婚式の1週間前に、
若年性の認知症が悪化して
それから毎月30万円の
仕送りを続けました。

結局60歳で亡くなるまで
毎月仕送りしましたね。

だから、新婚生活は
妻とほとんど一緒にいられませんでした。

その時、
「家族を犠牲にしてるよね」
と一言、妻に言われてハッと
我に返ることができました。

それからですね。
変わったのは。

僕:
具体的にはどのように
変わったんですか?

Iさん:
時給を変えたんです。

昔は1日中働いていたんですが、
妻との一件があって、

人生ではじめて「企画書」を
書いて社長に渡したんです。

「いくらで僕を雇いますか?」
という企画書です。

それで給与が+15万円になりました。

父が60歳で亡くなっているので、
僕もその遺伝子を受け継いでます。

だから35歳で定年退職しよう、と
いう人生プランを立てたんです。
給与の企画書はその一歩でした。

僕:
すごいなー。尊敬です。
家族のためにそこまで出来るのが
かっこいいなー。

そんな歴史があっての
今回のお子さまの誕生楽しみですね!

Iさん:
実は、結婚して11年、
子供を授かる機会に恵まれず、
不妊治療をしても失敗を繰り返し、
失敗を繰り返すごとに
感情の浮き沈みがあったんです。

年齢もお互い39歳ということもあり、
最後の治療にしようと妻に話して、
受診しに行った矢先のこと

自然妊娠が判明したんです。

だからこれで順調に生まれたら、
「12年待ったんだよー!」って
言ってあげたいです。
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