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simulation world
この世界がシミュレーションだとしたら、あなたはどう思うだろうか。
あなたが自らの意思で選択していること全てがシミュレーションだとしたら。
僕はこういう未来SFが好きで、よく読む小説の設定もこういった類のものが多いように思います。
シミュレーション仮説というこの理論。
人類が生きているこの世界は、すべてシミュレーテッドリアリティであるとする仮説。
人口知能(AI)がいずれ人類を超えるという議論、それすらもシミュレーションだとしたら、我々の認識できない高度な存在が、どこかでこの世界を動かしているのかも。
古代より人類は何か計り知れない力の存在を信じ、天を仰ぎ、神を信仰し、崇めてきました。実は無意識に未知なる力の存在を感じ取ってきたのかもしれませんね。
そして、そのようなシミュレーションは複数存在し、同時並行的に動いてるとの考えられるんだとか。いくつもの世界が重層的に広がり、それらの存在に我々は気が付くことができない。
もしシミュレーテッドリアリティが真実だとしたら、この世界はどこへ向かっていくのだろうか。どんな未来が待ち受けているのだろうか。我々には知る由もない。
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吐き出された雲
灰色の雫が街を染める
輪郭を失いゆれる横顔
水たまりの向こうに広がる
もう一つの世界
いつかきっと雨音は消えて
滲んだ世界に
瞳の色は戻るのだろうか
いつか時が雲を流して
空は光に透きとおり
穏やかな風が届くのだろうか
今は何もイメージできない
果てしない空白がここにあるだけ
Written by 藤原ナオヒロ