【IDEA】良い友達ってどんな人?
今回は「友達」に関する記事になります。良い〇〇シリーズ第3弾になります。学校という職場にいると、生徒の友人関係が見えてきます。多くの学生にとって、友人関係の良し悪しはかなり重要になっています。SNSの普及も相まって、学校外でも繋がりっぱなしという状況です。この環境が彼らにとって良いのか悪いのか…学生だった自分を鑑みると、少々息苦しい気がします。
友人とは少し異なりますが、書店へ足を運ぶと、ビジネス書や自己啓発コーナーでは人間関係に関する本がやはり多いです。人付き合いというものは、社会人になっても付き纏う永遠のテーマなのかもしれません。
一方で、「一人でいる良さ」や「孤独のすすめ」のように、一人でいることを良しとする書籍が多いのも確かです。ただ、その内容をよく読んでみると、馴れ合いを生む下らない人間関係や薄っぺらい友情に時間をかけるくらいであれば、一人でいる方が良い、という程度です。特段、友達という存在を否定しているわけではありません。
ここでは、良い友達について考察していくので、良ければ読んで下さい。
【友達の歴史は古い】
今から2千年以上前の哲人も、友情について記しています。上記のように、友達づくりは重要であるが故に、その判断が大切だと説いています。
【良い友とは…】
話を本題に戻しますが、「良い友の良い例がないかな…」と考えていると、ふと思い出した漫画があるので紹介します。
80年代の少年ジャンプの名作「北斗の拳」です。
時は世紀末、北斗神拳の使い手であるケンシロウは、旅の途中、様々な悪党を倒していきます。彼は道中、バットという少年に出会います。
第1話から登場する、バットという少年は、ケンシロウに付いて行くことを決めます。上記の挿絵にもあるように「ケンがいれば、悪党に怯えることもない。ケンが倒してくれるから」という何とも安易な理由です。
ところが、このバット少年は、人のために戦うケンシロウの姿を目の当たりにしていくうちに、彼の気持ちにも大きな変化が現れます。「俺もケンのように、人を守れる男になりたい!」
道中、二人は別の道を歩みますが、やがて二人は再会を果たします。
バットは、友であるケンシロウに良い刺激を受けています。実は作中では、彼の変化によってケンシロウにも良い刺激があり、お互いに良い影響を与えています。これ以上は、ネタバレが過ぎるので差し控えます。
【友達づくりのムズカシイ点】
だからと言って、目的ありきで友達づくりをしようとしてはいけません。冷静に考えて「〇〇を達成するために、こいつとは友だちになっておこう」という打算的な人と仲良くなりたいでしょうか…?ということです。
つまり、友だちづくりというのは、目的意識で人に近づいても、相手は心を開いてくれません。どちらかと言えば、感覚で居心地の良さを感じ取った方が良いです。加えて、「この人の〇〇の部分が尊敬できる!」というリスペクトの気持ちがあると、尚良いです。
と言うのも、居心地の良さだけを重視してしまうと、もしその友人が悪い方向へ走った場合、あなたはその居心地を振り切る勇気が必要になってきます。
これは、悪友は持ってはいけないということに繋がります。先程紹介した著書「友情について」でも、この部分は丁寧に記されています。
ジムローンの「5人の法則」は有名ですが、特に子どもたちの様子を見ていると、友だちの影響力は大きいです。
友達選びは慎重に!
今回は以上になります。ここまで読んでいただきありがとうございました。これからも、何かのアイデアになるような記事を書いていくので、よろしくお願いします。