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トークンとSHIBUYA CITY FCを掛け合わせたら、予想以上の反響があった話

こんにちは、SHIBUYA CITY FCスタッフの畑間です。
ここ数日間、ちょこっとだけスポーツ界隈を賑わせている「FiNANCiE」というアプリ。
SHIBUYA CITY FCが3月末のリーグ開幕直前にリリースしたトークン発行の最初のラウンドでは期間内で400万を超える額が集まり、その後、取引がオープンになってからも市場は盛り上がりを見せています。

〇FiNANCiEのプロジェクトページ
SHIBUYA CITY FC

〇3月末のリリース
ブロックチェーン技術を利用したトークンプラットフォームFiNANCiE(フィナンシェ)でクラブトークン販売を開始!

今回は、この取り組みを始めるにあたりどんなところがコンテンツとして面白いと思い、実現に至ったのかつらつらと書いていきます。
※トークンの専門家でもなんでもないので、取引の細かい仕組みや数字の話は割愛しますので悪しからず。

FiNANCiEとの出会い

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FiNANCiEのことを知ったのは、1月くらいに同じくSHIBUYA CITY FCスタッフの翔さん(小泉翔)から情報共有されたときでした。
たしか、「ファン・サポーターの新しい形のコミュニティプラットフォームとして面白そうだから、ちょっと話聞いてみてほしい!」くらいのテンションでした。
自分で軽く調べたところ、HPの説明には、『ブロックチェーンを活用した、新世代のクラウドファンディング2.0「FiNANCiE」』と書かれており、「ん-、クラウドファンディングは絶賛やってるし、ブロックチェーンを活用と言われてもあんまりイメージわかないなー」というのが第一印象でした。(2021年2月末まで、SHIBUYA CITY FCではクラウドファンディングを別で実施していました)

どちらかというとFiNANCiEの「トークン」という言葉に興味があり、海外のサッカークラブのトークンを用いた事例などもあったので、勉強したいと思い、FiNANCiEの方たちの話を聞いてみることに。

最高すぎるFiNANCiEのみなさん

初めてのFiNANCiEとの打ち合わせが終わったときには、「これはめっちゃ面白いし、可能性ある!やろ!」とすでに翔さんとテンションあがっておりました。
「面白い、可能性がある」と思えた一番のポイントはFiNANCiEもSHIBUYA CITY FCも成長段階(たぶん)で、今このタイミングでFiNANCiEやクラブのことを知っている/応援している人たちがトークンを持つこと=メリットが大きくなる可能性があることでした。
(もちろん、ブロックチェーンという最先端の仕組みだったりアプリ内のコミュニティ機能だったりがあってこそのメリットになるのですが)

FiNANCiEのメンバーの皆さんのスピード感にも驚かされました。とにかく、シーズン開幕前にリリースするために、サービスの設定やリリースの準備まで超特急で仕上げていただきました。
さらには、どんな施策・メニューを打っていけばいいかのアイディアも数十個単位でご提案いただき、僕らはその中からやりたいものを選べばいいという状態でした。感謝感謝です。

意識した差別化

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トークンを使ったサッカークラブの取り組みは海外ではあったものの、実は日本ではこれまでありませんでした。
そこで、SHIBUYA CITY FCが先陣を切って、、、と行きたかったところはあるのですが、実は湘南ベルマーレさんが一早くFiNANCiEさんとの取り組みを1月に発表しました。これが国内初のプロサッカークラブトークンの発行でした。

すでにJリーグ入りしているクラブと我々ではクラブの規模もサポーターの数も月とすっぽんなので、SHIBUYA CITY FCらしいトークン発行の形を考える必要がありました。
ベルマーレさんはすでに多くいるファン・サポーターとのスペシャルデー開催をクラウドファンディング型のトークン発行という形で実現するという内容でした。
対してSHIBUYA CITY FCはクラウドファンディング型でスペシャルデーのようなイベントを開催するのではなく、まだまだこれからJリーグを目指していくにあたり、「ファン・サポーターもクラブもトークンも一緒に成長する」という言わば投資型に近い取り組みにしました。

そして『「個人がフットボールに投資する」という新たな選択肢をつくり、「フットボールがもっと楽しくなる世界」を目指します。』という文章をリリースに書くことになったのです。

空前のNFTブーム到来

3月末、FiNANCiEとSHIBUYA CITY FCのリリースが控える中、NFTの波が急遽押し寄せました。
連日、NFTを題材にしたニュースや読み物が出されていました。

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【国光宏尚】沸騰中のNFT、ゼロから教えます
↑FiNANCiE創設者の國光さんの記事

デジタルアートやスポーツのワンプレーに数億円、数十億円の値がつき取引されているという世界がいつか日本のサッカー界にやってくる可能性があるのです。

このNFTの波が好影響をもたらしたのかはわかりませんが、SHIBUYA CITY FCは最初のトークン発行のラウンドで400万円近い額を集め、支援いただいた方々にトークンが振り分けられました。

そして、SHIBUYA CITY FCのトークンの市場がオープンになっている今も、トークンを購入する人が増えているという状況です。

SHIBUYA CITY FC×トークンのこれから

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SHIBUYA CITY FCとしてはトークンホルダーがメリットを享受できるコンテンツをまずはどんどん仕掛けていければと思います。

さらにはSHIBUYA CITY FC以外のサッカークラブやサッカークラブにとどまらないスポーツ団体、選手がFiNANCiEのプラットフォームに入ってきて、スポーツ界での新たな成功事例を一緒に作っていきたいです。

正直なところ、FiNANCiEの取り組みがクラブ外まで影響を及ぼすところまでは予想できていなかったのですが、ベルマーレさんや同じくFiNANCiEでトークンを発行している仙台89ERSさん、Y.S.C.C.さんにも今のところ良い波がFiNANCiE上で来ているらしく、今後なにか一緒にできたらと勝手に妄想しています。

ゆくゆくは色々なクラブのトークンを持ったサポーターがその時応援したいクラブのトークンをさらに増やしたり、逆に応援したくないときは減らしたりするといったクラブ間でのトークン取引が直接出来るようになると面白いのではとも思っています。

まだまだ始まったばかりのSHIBUYA CITY FC×トークンの取り組みに今後もぜひご注目ください。

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