先に仕上がったロゴの話
地域に根差したみんなの居場所、ハイパー児童館ぷれいすを作りたい。
子沢山の光熱費や食費といった固定費に加え、借入の返済に、教育資金など様々な支出を抱えている現状で、かつ公務員の立場では、実際に動けることなどほとんどなく、細々と発信するのがやっと。
一時期はいろんな学びの場に出かけ、出会った方々に構想を語り、応援や賛同、時にはアドバイスや先駆者のご紹介をいただくなどしましたが、あまりに実現に進まず、さらにはそういった場に出向くことすら難しくなってしまい、最近は出会った方々が遠ざかる足音が聞こえてくるような気さえしています。
実際遠ざかってしまった方も少なくないでしょう。
そんな現状にあって、仕上がっているものが一つだけあります。
ロゴです。
学生時代からの知り合いで、イラストレーターをされているちんぷい(高田綾美)さんにお願いして作ってもらったものです。
お願いした当時は先ほど触れた“一時期”の初めの頃で、何か勘違いして浮かれていた頃でした。
実現に向けて、少しずつ進んでいるように錯覚していた、と言ってもいでしょう。
名刺に、イベントのチラシに、いずれ作るホームページに、オリジナルのロゴがあったらよりインパクトがある。
ちんぷいなら、思いを汲んでかわいい素敵なロゴを作ってくれるかもしれない。
いてもたってもいられずメールで相談。
快諾してくれたので、ハイパー児童館ぷれいす自体の構想とともに、次のようなロゴのイメージを伝えました。
・「みんなちがって、みんないい」のイメージ
・「笑顔は笑顔をつくる」のメッセージ
・スクエアのデザイン
伝えたのはこの程度なのに、それ以上のやりとりなくラフ画が上がってきて、その時点でかなり感動ものの仕上がりで、ほんの少しの手直しで素敵なロゴが、しかも複数仕上がりました。
素敵なロゴにテンションも爆上げで、さあ!・・・
とはならず、いや、なれず、できず、ロゴにも作者のちんぷいにも申し訳ない現状でいるわけです。
いつかロゴに恥じないような、ロゴが活き活きと輝くようなハイパー児童館ぷれいすを作りたい。
まずは足元の家計の安定を目指し、妻の理解と応援が得られるように(なんなら諦められても呆れられてもいいから)、できれば一歩ずつでも進みたいけど、まずは後ろに退かないように、踏み消してしまわなように、しっかり前を向いて抱えていきたいと思います。