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わざとじゃないけど避けてもない

こんばんは。

今日は『ベトナム語レッスン初級1』の第6課の文法解説より、「Ⅲ.疑問詞「いつ」:khi nào?/bao giờ?」を学習します。

「いつ」を表す言葉は、過去一度学習していましたので、復習を兼ねて。
「rakuraku vietnam」さんの動画『初級ベトナム語文法 第30課 「何時に~する」「何時に起きますか?」「何時に寝ますか」』を視聴した回です。

ここで学んだ「いつ」を尋ねる表現は「lúc mấy giờ?」でした。
そして「lúc」についての解説を求めて、「トマトのベトナム語ボックス」さんの「vol.254『いつ』のいろいろ」という記事を読み、「いつ?」と尋ねるときは「Khi nào 〜?」と言うことを知りました。
また、「『mấy giờ?』が『いつ?』と訳されている場合があるけれども、『mấy giờ?』は、『いくつ』という意味の『mấy』と、『時(Hour)』という意味の『giờ』なので『何時?』というのが正確」ということを学びました。
ChatGPTに、「lúc mấy giờ?」の解説を求めると「『何時に』という具体的な時間を問う表現」との回答でした。

それで、今回の「khi nào?」と「bao giờ?」です。
意味は同じで「いつ?」。
となると、知りたいのは使い分けです。
ChatGPTに尋ねると、「khi nào」は「最も一般的な表現。「いつ」を問う標準的な方法」だと。
「bao giờ」は「北部や文語でよく使われる。『いつ』や『どれくらいの頻度』という意味も持つ」とのことです。
使い分けはよく分からないですね。
言葉の使い分けは、意味というより、会話時の「肌感覚」みたいなものなのかもしれません。

テキストの解説を読みます。
「話し手と聞き手の間に、ある限定された期間について共通の認識があり、その期間の中の『いつ』かを尋ねる場合には『khi nào』を用います。共通認識がない場合は『bao giờ』を用います」

「Tôi sẽ đi Việt Nam mùa thu này.」この秋にベトナムに行きます。
「Khi nào anh đi?」いつ行くんですか?

「Tôi sẽ đi Việt Nam.」私はベトナムに行きます。
「Bao giờ ahn đi?」いつ行くんですか?

「選択には、話し手の『どの期間か分かっているよ』或いは『分かっていないよ』という気持ちが込められています。コミュニケーションをスムースに行うための仕掛けと言っても良いでしょう」

言葉一つで立ち位置がスッと変わる、解るという感じ。
会話って、常々、そういうものですね。
恣意的にせよ、無意識にせよ。

以上です。

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