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童子尚樹/合同会社Ethilia代表/SES事業/講演会/元ITエンジニア 自己紹介
はじめまして!
合同会社Ethilia代表の童子尚樹(どうじなおき)と申します。
現在は小売業、SES事業、イベント企画、不動産賃貸の営業代行、講演会等の事業を展開しています。
いろんな方とお会いすることも増えてきたので、改めてnoteで自己紹介させていただきます。
ボクは宮城県仙台市出身で、大学卒業まで地元仙台にいました。
中学受験をして、私立の東北学院中学に入学し、その後、高校、大学と東北学院一本で社会人になりました。
中高一貫で、大学も私立だったので、親にはずいぶんお金をかけてもらったなと思います。
大学時代
大学時代にはアリオ仙台泉店(旧イトーヨーカドー仙台泉店)で、一生懸命寝具売り場のアルバイト(時給700円)をしていました。
バイトを通じて、初めて働くという経験をして、その楽しさを知った気がします。
当時は少しでも長く働こうと思って毎回30分前に出社するということを約2年継続したのを覚えています。
働くことの楽しさを教えてくれたヨーカドーの社員さん、パートさんには本当に感謝しています。
結果、バイトが楽しすぎて大学4年生の5月まで就活をしないという、今考えるとなかなかにチャレンジングなことをしましたが、就活では公務員試験を受け(勉強が苦手で全部落ちましたが。。)、最終的には育成をうたっているIT企業へシステムエンジニアとして就職ができました。
ろくに勉強もせず、バイトばかりしていたので、0からエンジニアを育てるということをうたっている企業であったことが決めてになりました。
社会人になって!
1年目の8月前半までは時間的に余裕のあるプロジェクトにいましたが、8月の中旬よりものすごく大炎上しているプロジェクトへ参画することになり、ここからが激務の始まりでした。
今ほど労働基準法がうるさくなく働き放題の時代だったのか、日勤で仕事をして、そのまま夜勤もやるということも経験しました。
これが社会人か!と感銘は受けませんでしたが、当時は働くってのはこういうものなんだろうくらいに考えていました。
今振り返るとこの時に「仕事で成果を出したいなら仕事に時間を費やすのは当たり前」という価値観が出来上がったように思います。
幸いヨーカドー時代にも大学に通いながら社会人のように月160時間働くということをしていたので、長時間労働に慣れていたのは良かったです。
その大炎上しているプロジェクトの中に一個上の先輩がいて、その先輩が周りの取引先の方からも頼られていて、仕事ができる、頼られる人なんだなと思ったのを覚えています。
この先輩が後にボクが起業するきっかけになった社長さんを紹介してくれることになります。
その後、別なプロジェクトにも参画してエンジニアとしてキャリアを積んでいましたが、毎月のように100時間残業をして家と会社の往復だけで終わっているうちに、ふと漠然とした不安を感じ始めてきました。
というのも、1年目から残業100時間を超えるような働き方をしていて、その後も100~200時間の残業をして、仕事はやった分だけできるようになっていくということを実感はしていましたが、この働き方をいつまで続けられるだろうか?ということです。
いつキャリアの終わりが来るとは決まっていない、ただ体調を崩していく同僚や先輩たちもいて、いつ終わりが来るかもわからない、そんな漠然とした不安でした。
そんなときに相談したのが、前述した周りから頼られていた先輩でした。
転機、エンジニアから起業家へ
当時、社会人5年目の26歳
エンジニアのキャリアはどうなっているんだろう?どうなっていったらいいんだろう?
そんな疑問を持って、先輩に飲みながら話をさせてもらったときに紹介してもらったのが、ボクが起業するきっかけになった経営者の方でした。
その方は今でもお世話になっている先輩経営者になりますが、元々はシステムエンジニアの仕事をしており、働きすぎで体を壊して独立の道を選んでいった方でした。
その方との出会いは衝撃で
自分がどうなりたいか目標はあるのか?
目標があるなら、そこに繋がる働き方を選んでいるのか?
など、今ボクが講演会で話しているような内容を学ばせてもらいました。
当時は仕事は目の前にあることを頑張って、スキルや経験を積んでいった先に自動的にできることが増えてくるもんだと思っていました。
なので、それまでは何か目標を立てるということだったり、将来像を考えるということをしたことがありませんでした。
この出会いをきっかけにボク自身、目標を決め、この方から学びながら経営の世界に一歩踏み出していくことになります。
大学生当時の就職活動の際に公務員試験を受けていた頃には考えられない決断でした。
そこから月曜~金曜日はエンジニアの仕事をし、仕事終わりの時間や土日は経営の勉強をするということを続けてきて今の事業が立ち上がりました。
現在の事業内容とこれからの展望
周りのたくさんの先輩経営者から学びながら、起業の道を歩んできました。
何も目標がなかったところから、自分の目標を決め、自分で選択してきた道です。
本当に大きく変わってきました。
当時エンジニアの仕事をしていたときには、こんなに大きなことが望めると思っていませんでした。
冒頭にも記載しましたが、2021年に合同会社Ethiliaを立ち上げ、現在は小売業、SES事業、イベント企画、不動産賃貸の営業代行、講演会等を行っています。
今もたくさんの世の中の方から学ばせてもらいながら将来の展望を描いています。
2024年現在は新しく店舗の出店、将来的には飲食店の立ち上げもしていきたいと思っています。
一つモデルケースではありませんが、こんなお店にしていきたいという想いがあります。
奈良にある「まるかつ」というとんかつ屋さんです。
そこは、いろんな事情があってご飯が食べれないときは店長のおごりで無料で食べてっていいよというお店です。
こんな生き方をしている方が世の中に増えたら、豊かな国になるだろうなとボクは思っています。
こちらにまるかつさんが書いた記事があるので、詳細はこちらをご確認ください。
https://marukatsu912.com/muryoshokudo/
「かくまでも醜き国になりたれば捧げし人のただに惜しまる」
これはある戦争未亡人の歌ですが、この歌を知って、ただただ稼いで我欲のために生きる生き方ではなく、先にあげたまるかつの店長のような何かしらで貢献していく生き方をしたいと思いましたし、先人に誇れる生き方をしようと決めました。
たくさんの方から学ばせていただきながら、これからも精進しています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!