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ひとりぼっちも素晴らしい【孤独感を手放した先にある自由】vol.5 友達がいても感じる孤独・虚しさ

こんにちは、スナオイロのナオコです。

前回に引き続き、今回も多くの人がネガティブに捉えがちな『孤独』について、わたしの経験をわかち合いをしていきたいと思います。

『孤独』というと、家族や友達がいない不幸な人というイメージを多くの人がすると思います。
今回は、その『友達』について思うことを、わたしなりに書いていきます☺

40年以上、孤独を相当ネガティブなものだと恐れて生きてきた わたしの変化の体験談が、あなたらしく生きるヒントにつながればうれしいです☺

よかったら vol.1 からどうぞ👇



🔶友達がいないと不幸? いれば幸せなの?

友達がいない自分のことを「友達がいないから悲しい、寂しい、惨めだな」「友達ができない自分はダメな人なのかな」と悩んだり、落ち込んだり…。

友達がいない人のことを「あの人いつも1人で友達がいなくて可哀そう」「なんで友達作ろうとしないんだろう?」と憐れんだり呆れたり、
「つまらない人生だろうな」「性格悪いんだろうな」などと決めつけたり…。

また、友達が多いことに関しては、『友達が多い自分を自慢』『友達が多い人が羨ましい』『友達が多い人への嫉妬』…。
などなど、一般的には そのような思考を持つ人が多いかなと思います。


🔹友達がいない孤独な人への不安をあおる社会

『友達がいない孤独な人』は、社会的な問題のようにされている感じがしますが、そもそも かなり多くの人が『孤独』な状況にあると わたしは思っています。

テレビやマスコミなどで、友達がいない人や孤独をネガティブに扱うことによって、わたしたちの思考もそれが当然だと思わされているし、それが余計に『友達がいない孤独な人』とされている人の不安・恐怖心をあおっているようにも感じられます。

でも、わざとあおっているというより、自然とあおる形になってしまっている社会の仕組みや人間の心の問題という感じがします。

「孤独ってこんなに辛いことなんだよ」「早く孤独から脱却しないと!」「前向きに生きなよ」という言葉すら余計な不安や焦りを生んでいると…。

そして、そう言っている人たちすら、自分が気づいているか いないか わからないけど『孤独』であると…。


🔹精神的孤独 - 友達はいるのに孤独な人

今は一人ぼっちの わたしですが、以前は誰とでもすぐに仲良くなれたので友達がとても多く、それが自慢でした。
友達が多いということは、この物質世界的な価値観では孤独ではないはずで、幸せでもあるはずです。

でも当時のわたしは、友達がたくさんいるのに心にポッカリと穴が開いているかのような、寂しさ・虚しさ、孤独感を頻繁に感じていました。
理由もなく泣きたくなったり、イライラしたり、落ち込んだり、焦ったり…。

その心のポッカリ感を感じないで済むように、「人生楽しんでるね!」って周囲の人たちから思われるような、ちょっと大げさにリアクションをとったり、はしゃいだり…、といった日々を送っていました。虚栄心ですね。
そんな当時のわたしの心の状況に向き合ってみると、

🔸『友達がいないことは…』 不幸、孤独、悲しい・寂しい、生きていけないかも…と思ってしまうくらいの恐怖の感情・感覚

🔸『友達がいても…』
心が寂しい、虚しい、何かが満たされない思い、嫌われないようにしないと友達がいなくなるかも…という恐怖の感情・感覚

現実の世界にお互いに「友達だよね」と言い合える仲の人がどれだけ多くいたとしても、精神的に孤独であれば、本当の意味での幸せは感じられないのです。


🔹友達は承認欲求を満たしてくれる依存対象(わたしにとって)

上記の内容で お分かりのように、結局、当時のわたしの精神状態では、友達がいてもいなくても、不安と恐れの中で孤独感を抱えながら生きていただけだったのです。

友達がたくさんいても、「嫌われないようにしないと」「一緒にいて楽しい人、いい人だと思ってもらいたい」などといった、失う恐怖と認められたいという欲求から偽りの自分を演じ、いつも肩と心に力が入って身構えていたような感じでした。

わたしにとって今までの友達は、孤独感を紛らわし、自己価値が認められない自分の承認欲求を満たすための役割を担ってくれる、とても大事な依存対象だったのです。


🔶孤独への恐れが偽りを生み、疲弊する

良い人やできる人に思われようと自分を偽りで飾り疲弊していく…。
これは年を重ねてきた人であっても、そんな人間のしがらみの世界で生きている人も多いのです。
わたしの両親もそうでした。

なぜ偽る必要があるのか?!
その根底には孤独感と劣等感があるからだとわたしは思っています。
今の社会の価値観だと、かえって年齢を重ねれば重ねるほど孤独感が増していきやすいようにも感じますね。

でも、大人がそのような思考に囚われているのであれば、子供も必然的にその仕組みの中で生きることになっていきます。

自分が今どのような世界で生きているのかに気づけなければ、しがらみからは抜け出せないし、その子供も巻き込みながら孤独感は脈々と続いてしまいます。
わたしたち大人が いくつになっても様々なことから学び、精神的な孤独感から脱け出すことが大切だなと思います。


🔶vol.6 へ続きます

まだまだ続きます…。まとまってないから長いですね💦
本1冊分くらいになっちゃうんじゃないかしら。

今回は『友達』をテーマに、精神的孤独と依存のことを書いてみました。
もう少し明るい方向へ話を進めたいと思っていたのですが、文章が長くなってしまったので持ち越しです。

徐々に心が軽やかになっていく話になっていく予定ですので、拙い文章ですが、またどうぞご覧くださいませ☺

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