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オニギリはサラダ?

「いつものサラダを2つくださいな」と、ご自身と奥様の二人分のオニギリ弁当を毎週購入してくださる70歳くらいのムッシューがいらっしゃいます。

「はい!いつものサラダですね♪」とオニギリ弁当を手渡ししながら「体調はいかがですか?」「マダムにもどうぞよろしくお伝えください」「素敵な日曜日を♪」という会話が交わされます。

雨でも晴れでも、毎週日曜日は、マルシェに通ってくださるムッシュー。
このムッシューが顔を出してくださらないと、勝手に「どしたかなー?」とソワソワ気がかりになる日曜日でもあります。

それはそうと。このムッシューが、わたしのオニギリ弁当(上の写真が実際のお弁当の写真)のことを「サラダ」と呼んでいらっしゃいます。


このオニギリ弁当の中身は

✔︎オニギリ
✔︎唐揚げ
✔︎だし巻き卵
✔︎煮卵
✔︎ブロッコリー
✔︎プチトマト
✔︎酢漬けのラディッシュ
✔︎紫アンディーブ
✔︎レモン

という、普通の内容で構成されています。

なぜにサラダ?!と考えてみました。

唐揚げ、だし巻き卵、煮卵以外のものは、オニギリも含め、全て植物でできているから、トータルで見ると「サラダ」になるのかな、と納得してみたり。

確かに、フランスには「ライスサラダ」が存在していて、お米、トマト、パセリ、チーズ、きゅうり、パプリカ、コーン、ハムなんかを混ぜ合わせた「サラダ」がスーパーのお惣菜コーナーに並んでいます。

「お米は植物」というのは勿論知っているんだけれど、日本人の私の感覚から「オニギリ」をサラダに見立てるという発想がなく、外国の方から見たオニギリへのイメージを垣間見たお言葉でした。



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