お米について
我が家はお米を作っています。
私が嫁ぐ前…いつからか誰も知らないぐらい
随分前から
日本全国そんなお宅はめちゃくちゃあるのだと
思います。
歴史の学習の最初の方で
『稲作』という言葉が出てくるので
多分家の歴史よりも古くからあった
米作り
古くは税として
持っている田の面積が図られ
見合ったお米を年貢として納める
ぐらい価値のあるお米だった
田んぼの面積や取れ高で
家の豊かさが図られ優劣も付けられた時代
戦争の時代には
田や畑があり
時給自足が出来た農家は
買わないと食べ物が手に入らなかった方に比べ
家族にひもじい思いをさせることは
少なかったのだと思う。
本当に『米』が家族を守り
豊かに暮らす糧となった時代が
随分長く日本にはあったのだと思う。
経済の成長や生活環境の進化が
近年グングン進み
お米があるだけでは
暮らして行けない時代にいつからか突入している。
お米=命
お米=お金
お米=労働力
お米があればなんにでも変えられた時代は
随分前に終わったのだろう。
変わっていない
終わっていないのは
歴史ある美しい町並みと自然溢れる飛騨高山から発信ここちよいまいにちの暮らしをお届けします。