チームのオンボーディングを短縮する一工夫とは?
こんにちは!ユニクシィのなおです。
「プロジェクトごとにチームができて、完成したら解散。そしてまた次のプロジェクトへ」というサイクルはデジタル開発では常に起きていることですが、チーム(部署)が変わるのはデジタル開発の場面だけでなく、どんな会社、公的な機関でも同じだと思います。
通常のオンボーディングに足りないもの
新しいチームや部署の配置替えが起きた時には業務内容についてキャッチアップするオンボーディングをすると思うのですが、メンバーそれぞれのキャラクター、資質などのキャッチアップの機会はほぼないといっていいのではないでしょうか。
「この人は要注意だよ」とこっそり教えられることはあるかもしれませんけど・・・(実際そう言われた経験あります、笑)メンバーの性質についてオンボーディングではテーマにならないものです。
オンボーディングの目的はチーム全体がスムーズに機能して業務が適切にできることがゴールなので、時間が短くなればなるほど早くうまく仕事が回るということですよね。
信頼関係の構築には時間がかかる
実際に転勤が多かった人やフリーで働く人、デジタル開発に携わってる方にお話をうかがうと「メンバーと慣れて信頼関係ができてうまくチームが回っていくまでに3ヶ月かかることもある」という声がありました。
人と人が出会った時、それぞれが探り探りコミュニケーションしていくことが多いですよね。いきなり自分全開!で自分のことをなんでもかんでもオープン伝える方ってほとんどいないですし(^^!)
逆にそういう人がいたら引かれてしまうかも。
業務のオンボーディングは仕事をする上で必須ですけど、
メンバー同士のキャラクターのオンボーディングもあったら信頼構築のトリガーになってチームがうまく回るまでの時間が短縮されるのではないかと。
業務と働く人たちのキャラクターは一心同体だと思うので。どっちも大切です。
人と人の理解を深めるトリガー:Themis分析
オンボーディングの「人と人の理解を深めるトリガー」になるThemis分析を ご紹介します。
生年月日と出身地でこんなことがわかります。これらをチームで共有するワークセッションをしています。
客観的な立場のチーム外の人がファシリテーターとなってメンバーの相互理解を深めるようにフラットに働きかけられることがポイントです!
オンボーディングのゴールまでを短縮できる一工夫にぜひご活用ください。
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