専門家会議の内容が理解できました
新型コロナウイルス感染症専門家会議の会見(2020年5月4日)の中継があり、直接、専門家の皆さんの話を聞いた方が、一部のみの報道より理解できるだろうと全て拝聴しました。
よく報道で疑問とされるPCR等検査の対応に関する評価も話され、質疑応答もPCRが少ないのではないかとの質問が多かったです。
尾身先生も岡部先生もとてもわかりやすく説明をしていて、PCR検査が多くできない状況(理由も説明されていました)の中、重症例は見落とさないように対策をしてきた等の説明をされていました。
ただ、質疑応答で尾身先生や岡部先生が話されたことから分かる内容(検査をする施設を増やせばいいのではないか等)の質問も多かったので、メディカル専門の記者の方でも現状の医療提供体制を理解して、対策を理解するのが難しいのだと思いました。
ぜひ、専門家会議の内容を記事やテレビで話される記者や専門家の方が、専門家会議の内容の一部の文言を取り上げたり、批判するのではなく、その意味を分かりやすく説明していただければ、国民も理解が深まり、一致団結できるのだと思いました。
また、本専門家会議は医療面からの助言をしているので、経済面の助言は経済等の専門家のメンバーを集めて、政府に助言をして、政府は双方の意見等を勘案して、最終的な政治判断をして欲しいと伝えているとのことでした。
経済はどうするのかという批判を新型コロナウイルス感染症専門家会議の専門家に対して行うのは矛先が間違っているのだと思いました。
話された提言の内容とスライド(概要)は、厚労省のホームページに掲載されています。
「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言(5月4日)」(新型コロナウイルス感染症対策専門家会議)
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627553.pdf
(概要)新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000627559.pdf
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