デスクワーカーの筋トレ

朝ヨガの習慣や、節酒のこと、グルテンフリーや年明けから始めた土手ランのことなどを書いていると、いかにも健康意識が高いようだけれど、もともとわたしは、そんな人ではなかった。

子どものころからインドア派（今も基本はそう）、30歳を過ぎてヨガを始めるまでは今よりしまりのない体をしていたと思うし、自分が40代になって健康な体づくりに励む未来予想図など描きもせずに、ハードな仕事のごほうびという名目で毎晩お酒を飲んでいた。

でも今は、何かに耐えたごほうびとしてのお酒やごはんは必要ない。なぜなら、好きな仕事をして、できるかぎりストレスを排除したいと心がけながら暮らしているから。マイナスの状態を、ゼロやプラスに強引に引き戻すために食べたり飲んだりするのではなく、「ちょうど満たされている」という意味でのゼロをキープするよう、仕事も暮らしも食べ方も調整する。そしてそれをなるべく長く続ける、というのが今の心がけであり、今後の目標にもしている。

立って書いた文章

4月に出る新刊は、第１章のエッセイを、はじめて「椅子に座らず立って書く（＝スタンディングワーク）」という方法で執筆した。