見出し画像

相関図書いてみた①『仁義なき戦い』シリーズ(4作目まで)

 何回観ましたかねえ。好きなんですよね。

 いや、コレより手前の任侠もののほうが好きなんで、本来ならコレはちょっと……ってなるはずなんですが、定期的に観たくなる。中毒性があるんでしょうね。

 何がそんなに中毒になるのかというと、

①キャスト
 このシリーズ、特に4作目辺りまでの役者さん、ヤバいんすよ。フツーの人誰もいない! 狂ってる人しかおらん!

 この狂った登場人物たちを演じられる個性的で濃いーい役者さんたちが、昭和の頃にはたくさんいたんですね。

 特に狂ってるのが千葉真一さん。

 他に、こんなにやべーえ人見たことない! 下品過ぎる(褒めてる)っしょw

②脚本のうまさ
 個人的にいちばん好きな脚本家である笠原和夫さん。
 相関図を書いてみるとよく分かるのですが、こんなにも多くの人物を、(原作、モデルがあるとはいえ)誰も漏らすことなく描いているのは素晴らしい。

 作品の好き嫌いはわかれると思うので、オススメはしませんが、脚本を学んでいる方は観た方がいいかもしれませんね。……知らんけどw

③深作欣二
 手持ちカメラを多用した絵作りを見ていると、登場人物の狂ってる感も相まって、なんか興奮するんすよね。

 この辺りの東映の作品は、熱量が半端ないのでめっちゃ好き。泥臭くて汗臭い感じが画面から溢れています。

コレ、作中でテロップ流れた人のみです。

 ほぼ全員が死亡、逮捕されてる状況が見てとれますね。

 あとしみじみ思うのが、この作品に出演された役者さん、ほぼ誰もいないんすよ。

 なんだか、寂しい……

いいなと思ったら応援しよう!