もんもん

元アマチュアゲームクリエイター、ツクラー Xジェンダー、ノンセクシャル、ADHD、AS…

もんもん

元アマチュアゲームクリエイター、ツクラー Xジェンダー、ノンセクシャル、ADHD、ASD、アダルトチルドレン Webクリエイター

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ときには昔のツクール話を

ツクールフォーラムアドベントカレンダー2021 12/24の記事です。 お久しぶりですそしてはじめまして。 もんもんといいます。誰やねんですね。 ぼくは『元』ツクラーで最新のテクとかには疎いので、ちょっと昔の自分の制作について書いてみようと思います。 往年のユーザーさんは懐かしい、かな? まあ便利になったなぁーって思っていただければ。 すべての始まり、1990年 DanteMSX2で初代RPGツクールの『Dante』が出たのが’90年2月8日。 初代と言っても公式設定はな

    • 年月を重ねた先のゲーム制作

      この記事は、ツクールアドベントカレンダー2022に向けて書きました。 みなさまこんにちは。めりくり。 去年は「もんもん」と名乗っていましたが、改めまして「なお」です。 ちなみに去年のnoteはこちらです。 5月の話今年はツクールブランドの終了、アツマールの終了と、なんとなく寂しい感じがありましたね。 今年の5月に、『SERAPH -eau rouge-』のGOICHIくんと20数年ぶりに会いました。以前は彼が来てくれたのですけど、今回はぼくが行きまして。 往年のツクラーも

      • 【デザイナーなら知っている】ちょっと大事な顔の向きの話

        ツクール作品の画面を見ていると、いつも気になることがあります。 それが「顔の向き」です。 これはツクールの元々の素材も悪いと思いますが、オリジナル素材の作品であっても、このように顔が画面の外を向いているものが多いように感じられます。 デザインの基本!デザインの勉強をすると、顔の向きについて教えられます。 顔は必ず内側を向けること! 外向きに写真などをレイアウトすると、必ず修正されますし、「分かってないな」と言われる部分です。 市販作品を見てみましょうタクティクスオウガ

        • RPGに戦闘は必要ではない!

          30年ほど前には、RPGとAVGの違いは戦闘(とレベル)の有無だと言われていたことがありました。 他には、自由な移動の有無とか。 本当にそうでしょうか? これは、RPGにおいて戦闘は必須要素ではありません。というお話。 固定観念ゲームにジャンルというものが定まってずいぶん経ちます。 そのため、各ジャンルについてこういうものだっていう固定観念が出来上がってしまいました。 RPGについては、やはりドラクエの影響が大きいと思います。 つまりRPG=ドラクエのシステム、ということで

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          ひと工夫で映える?ゲームタイトル

          この記事は、ツクールアドベントカレンダー2022に向けて書きました。 今回は、ゲームタイトルの名付けについてふと思ったことがあり登場しました。市販作品はもちろん、フリゲでも「より多くの人に知ってもらいたい、遊んでもらいたい」という想いは多くの場合あると思います。 そんなとき、タイトルのネーミングについてちょっと工夫してみるとしあわせかもしれない、と思いました。 ファイナルファンタジー問題昔から、ゲームタイトルは略称で親しまれてきました。 『スーパーマリオブラザーズ』は「ス

          ひと工夫で映える?ゲームタイトル

          シンエヴァ:実写宇部新川駅の本当の理由

          最終作『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』公開からも随分と時間が経ってしまいましたが、公開当時から思っていることを書きたいと思います。 それは、最後に実写で宇部新川駅が出た理由。 これについて納得できるものを見つけられていないということもあり、ぼくなりの解釈を書きたいと思います。 大前提:エヴァはACの話TVシリーズの時から、「エヴァはACの話だ」と言われています。 ACとはアダルトチルドレン。簡単に言うと子ども時代に保育者から愛情を得られなかったがために、大人になっても

          シンエヴァ:実写宇部新川駅の本当の理由

          ぼくのゲームデザイン[1]:音楽

          ゲームを作るうえで、考えていたことや気を付けたことなどをパートごとに紹介していきます。何かの参考になるかもしれないし、ならないかもしれない。「これが正しいんだ」なんて言うつもりはありません。ただ、ぼくはこういうことを考えた、というお話です。 第1回目は「音楽」のお話。 ゲームの音楽であることを考えるゲーム音楽には2種類あります。 メロディアスで一回聴いたら忘れないような「楽曲」と、バックで何となく鳴っている「BGM」です。 どちらがふさわしいか、という議論はよく見かけますが

          ぼくのゲームデザイン[1]:音楽

          RPGで気になっていたことと試したこと

          2001年に、雑誌『TECH Win』誌の連載企画でゲームを作りました。 その際、既成のRPGで気になっていたことを自分なりに解決しようと思い、いくつか試みたことがあります。 成功か失敗か、ではなく、純粋に「何をしたのか」を思い返してみたいと思います。 なお、ここで書くことはあくまで個人的に気になっていたということであって、そうしたシステムを採用しているゲームを否定するものではありません。 HPという仕組みRPGには体力を表すパラメーターとしてHPが使われることがほとんどで

          RPGで気になっていたことと試したこと