川根本町に鈴木寛先生(すずかん先生)が来ることについての意義
こんばんは、佐々木です。
昨日と今日、心から寒いですね。風がつめたい。。
それでも子どもたちは外を走り回って元気いっぱいに遊びます、自分も幼き頃はそうだった、うん、間違いなくそうであった。
15分の休み時間に外に飛び出して行ってドッヂボールをやっていたあのパワーは一体何だったのだろう。時間の密度が圧倒的だったんだよなあ。
さて、今回は1/26に川根本町文化会館で行われる「教育講演会」についてです。
この講演会は、私が約一年半の間、今の川根本町に必要なものとして構想をし、鈴木寛先生と親交を重ね、川根本町教育委員会に調整を頂き、満を持して開催される企画であります。
〉まずは鈴木寛先生(すずかん先生)のこと
まずはすずかん先生のプロフィールです。
元官僚であり、元国会議員であり、大学教授であり、その他の肩書を50個くらいはもっているんじゃないかと思います。
また、「現代の吉田松陰」と呼ばれ、若手の育成にエネルギーを注ぐことをライフワークとしておられます。(すずかんゼミ、社会創発塾など)
"すずかんゼミ"の卒業生は各業界で活躍していて、教え子の株式の時価総額は7兆円を超えてるとのこと。え。
〉近年の教育環境の変化を仕掛けた人物
日本は今、教育の変革期です。
大学入試が変わり、それに伴って学習指導要領が変わり、「探求」や「総合的な学習」が新たに始まったり、
「個別最適な学び」や「協働的な学び」を目指して、「GIGAスクール構想」による学校現場でのICTの導入や、学校を地域コミュニティの起点とする「コミュニティ・スクール」など、近年の教育環境は目まぐるしく変化をしています。
我々親世代が受けてきた教育現場とは、ずいぶん違いますよね。
上記の教育に関わる多くの変化を具体的に仕掛けたのが、すずかん先生、まさにその人なのです。
〉なぜすずかん先生は教育現場を大きく変化させたのか
簡単に言うと、
ITや人工知能がものすごい進化をしたから。
です。
人工知能は今では東大入試に受かるそうです。
つまり、今までの"勉強"は大きく意味をなさないということです。
人間がやるべきことは、クリエイティブであること。
だから、教育改革が必要だったのです。
参考動画(15分ほど。話も面白いのであっという間です。ぜひ。)
〉すずかん先生に川根本町に来てもらいたかった理由
この教育の大変革時代、"従来の教育"を受けてきた保護者、そして現場の先生方は戸惑っています。
自分が受けてきた教育とは違う教育現場ですから、戸惑うのも当然のことだと思います。
―自分の時代はこれがあったのに。。
―自分の時代ではあんなことするの考えられない!大丈夫なのか!
というような不安や心配が、保護者、先生のお互いに少なからずある状態。
川根本町は、その教育の変革にかなり積極的に取り組んでいるので、その不安や心配はなおさら膨らむでしょう。
しかし、私が教育長や役場担当課の方々、そして現場の校長先生方と話し、実際の授業を何度ものぞかせてもらって確信したことは、
川根本町の教育は、素晴らしい!
ということでした。
この川根本町の教育の実践・目指すべき学校現場の空気を誤解なく共通理解をするにはどうすればよいのか。
そして、保護者の皆さん、先生方の不安・心配を解消し、そして誇ってもらうにはどうしたらいいか。を考え、私が思いついたのが、
教育改革の旗振り役であり、実際に仕掛けをつくったすずかん先生に川根本町に来ていただいて、学校現場を見ていただくこと。
それをもとに教員研修していただき、さらに、教育講演会を開催し、川根本町の町民のみなさんに「川根本町の教育は素晴らしい!誇ってください!」とお伝えいただくことでした。
構想の始まり。2022年の春のことです。
〉すずかん先生に来てもらうために
さっそくすずかん先生に会うための策を考え、実践。
初めてお会いできたのが2022年の夏、山口県の萩市、松陰神社です。
そこでなんとか気持ちをお伝えし、先生から「事情はわかりました。しかるべきタイミングで行きます」とのお返事をいただきました。
それからも再度萩に行ったり、東京に何度か行き、近況をお伝えしながら、川根本町に来ていただく"しかるべきタイミング"を探っていました。
実現のために、議会の一般質問で「教育の変革や、統廃合、義務教育学校などの変化について、川根本町の教育について、先生や保護者、地域の方々に説明する機会をぜひ設けていただきたい」との質問で土壌をつくりつつ、
川根本町議会で義務教育学校についての条例が制定されたタイミングで、ここだ!と思い、教育長・教育総務課と打ち合わせをし、すずかん先生との日程調整をし、ついに1/26に実現することとなりました。
【すずかん先生の川根本町での動き】
午前 三ツ星小学校、中川根中学校の視察
午後 本川根小学校、本川根中学校の視察、文化会館にて全教員を対象とした教員研修
夜 講演会
※当然のことながら、今回の講演内容について"川根本町を褒めたたえてください!"というお願いをしているわけではありません。あくまでも、現場を見ていただいて感じたことをもとにご講演いただきます。
〉皆さん、ぜひいらしてください。
実施にあたり、多くの方に来ていただきたいと思い、健康福祉課に託児もできるように整えてもらいました。(託児利用の方は一応予約お願いします。小学生でも利用可。予約はこちらから。なお、子どもが聞くことももちろん可能ですし、多少話し声が聞こえても大丈夫ですよ。)
また、川根本町の教育を全国に発信する機会ですので、アーカイブを残し、後日YouTubeでの配信をするように、教育総務課と情報政策課にお願いしてあります。
さあ、いよいよです。
川根本町に関わる皆さんにとって、よいきっかけになりますように願っています。
川根本町議会議員 佐々木直也
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